デイリーディボーション 5月11日(金)

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デイリーディボーション 5月11日(金)

2018年5月11日(金)

【通読】
ローマ人への手紙 15:5
5どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。

【ポイント】
①「聖書の与える忍耐と励まし」から希望を得る その2
昨日とおなじポイントです。あえて4節と5節を別々の日に学ぶことにしたことには理由があります。昨日の4節をもう一度見てみましょう。「4昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。」聖書を文脈で読まず、4節だけを抜き出してしまうと、読者は自分の好きなように「希望」を解釈することができてしまいます。例えば、進路についての明るい希望、キャリアについての明るい希望などです。

しかし、4節と5節、さらにローマ人への手紙全体の文脈から「希望」を理解すれば、この「希望」はキリストのからだの器官である教会のメンバーが、キリストの愛の命令に応え、キリストの栄光のためという目的によって一つの「からだ」となることができる「希望」なのです。つまり、パウロは教会の中で起きていた不和、論争などのために疲れてしまっているローマ教会の兄弟姉妹に対して、「忍耐と励ましの神」によって主にある一致、調和の希望が与えられると教えているのです。

これまでも聖書は「自分のニーズに対する答えを見つけるため」に読むのではなく、「著者が伝えたいと思っていることを文脈に沿って受け取るため」に読むことが大切であることを学んできました。残念ながら、市販されているバイブルスタディーのテキスト、ディボーションのテキスト、その他のキリスト教書籍(聖書の引用箇所)などでも、この原則が守られていないことが少なくありません。どちらかというと読者の個人的なニーズ(個人的な成長、個人的に知識を高めること、個人的な安らぎ得ること、個人的な賜物を大きくすること)などに応えることに重点が置かれてしまう場合が多いのです。「神様から召されている自分の教会、その兄弟姉妹に忍耐強く仕えていきなさい。」というメッセージでは人気が出ず、発行部数を稼ぐことができないのでしょう。「3というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、4真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。」(3テモテ4:3-4)というパウロの警告が現実になってしまっているということなのです。

そのような時代だからこそ、聖書をきちんと読むことが大切なのです。パウロはローマの教会に対して手紙を書きました。もちろん、その中には個人的に適用できる教えがたくさん含まれています。しかし、私たちは、教会に与えられた手紙として、自分の教会のあり方、自分の教会に対しての仕え方を顧みながら、パウロ、神様からのメッセージを受け取ることが重要なのです。つまり、パウロのメッセージを教会として受け取り、私たち主にある忍耐を働かせ、主からの励ましを受ける時に、キリストのからだである教会が、神様の御心に沿って成長して行くことができるという希望、主の愛が実現されるときに教会全体が喜びを受けることができるという希望を主にある兄弟姉妹と共有することが重要なのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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