デイリーディボーション 7月2日(月)

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デイリーディボーション 7月2日(月)

2018年7月2日(月)

コリント人への手紙 第一 5:1-3
1あなたがたの間に不品行があるということが言われています。しかもそれは、異邦人の中にもないほどの不品行で、父の妻を妻にしている者がいるとのことです。2それなのに、あなたがたは誇り高ぶっています。そればかりか、そのような行ないをしている者をあなたがたの中から取り除こうとして悲しむこともなかったのです。3私のほうでは、からだはそこにいなくても心はそこにおり、現にそこにいるのと同じように、そのような行ないをした者を主イエスの御名によってすでにさばきました。

【ポイント】
①新しい価値観を身につけることの難しさを知る
パウロを始め、旧約聖書の律法に従って生きていたユダヤ人は大変高い倫理基準を共有していました。福音書や使徒の働きを見れば、すべてのユダヤ人が律法を完全に守って生きていたわけではなかったことは明らかです。しかし、ユダヤ人は何が神様の前で正しく、何が罪なのかを知っていました。

一方、異邦人の世界に生まれ、旧約聖書の律法を全く知らずに育った異邦人は、ユダヤ人とは全く違う価値観、倫理観を持ち合わせていました。ですから、異邦人がイエス様を信じ、クリスチャンになった後も、自分の行っていることが神様の前で罪深いことに気が付かなかったり、その深刻さを理解していない異邦人クリスチャンが多くいたのではないかと推測できます。ですから、パウロたちは異邦人クリスチャンに聖書的な価値観、倫理観を一つひとつ丁寧に教えていくことが求められていたのです。

実は、この現象はコリントのクリスチャンだけでなく、ユダヤ人としてのバックグランドを持たないすべてのクリスチャンに起きうる事柄です。私たち日本人クリスチャンも、儒教的、仏教的な思想、日本の中で発展し共有されてきた価値観、さらにキリスト教とは関係のない西洋の価値観などの影響を強く受けているものです。それは、物事の善悪の基準となる倫理観、道徳観だけでなく、例えば、恋愛観、結婚観、家族観、職業観などという、人間関係のあり方、仕事のあり方に至るまで、聖書とは関係のない価値観や思想に多くな影響(刷り込み)を受けているものなのです。日本の教会の状態は、キリスト教的な価値観が長い間共有され、人々の生活の中に深く浸透している欧米の教会、クリスチャンコミュニティーのあり方とはずいぶん違う場合があるのです。

とはいえ、コリント教会の様子を見れば、キリスト教の価値観や文化が一朝一夕で浸透し定着するわけではないことも明らかです。ですから、日本においても、教会やクリスチャンホームを形成してくためには、機会あるごとに何が聖書的な価値観であり、何がそうでないのかを時間をかけながら丁寧に考え、共有していくことが大切なのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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