デイリーディボーション 7月27日(火)

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デイリーディボーション 7月27日(火)

2021年7月27日(火)
マタイの福音書 7:6 6 聖なるものを犬に与えてはいけません。また豚の前に、真珠を投げてはなりません。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたを引き裂くでしょうから。
【ポイント】 ①あなたは求めているか? 6節は、前後の文脈との関連性が低く見え、唐突な印象を受ける人が多いことでしょう。そのような意味で、理解が難しい個所であるわけですが、キャッチ―な表現のため「豚に真珠」という慣用句は日本でも定着しています
ここでの「犬」「豚」とは誰なのでしょうか。当時のユダヤ人は、犬と豚は非常に価値の低いものとして考えていましたし、異邦人と侮蔑する時の呼び名として、これらの動物を使っていたことが知られています。日本でも「犬畜生」ということばがありますし、スパイや裏切者を犬と呼んだりしますね。それでは、イエス様は異邦人を犬・豚と呼び、福音を伝えることを禁じられていたのでしょうか。イエス様が異邦人を侮蔑する様子は福音書には見ることができませんので、そのような解釈は間違いであることが分かります。
しかしながら、この後の節をしっかりと読み進めると、関連性が見えてくるはずです。共通するテーマは「求めること」です。犬、豚は価値の分からない者の比喩として捉える人が多いと思いますが、後の節との関連を見ると、必ずしもそうではないことが分かります。犬と豚は福音の価値が分からないというよりも、「求めていない者」を指しているのではないでしょうか。6節のことばを聞いたユダヤ人は、「私たちは、犬でも豚でもありませんから、真理の価値を理解する者であり、真理を求める者です!」と感じたのではないでしょうか。イエス様のことばを聞いたユダヤ人たちは犬や豚という単語を聞いたときに、恐らく「異邦人」を思い浮かべ、そして、自分たちは異邦人とは違うというプライドを覚えたかもしれません。イエス様は話を聞いているユダヤ人の心を上手に聞き、彼らが真理を求るように上手に導かれているのでしょう。ですから、彼らは、この直後の「求めなさい。そうすれば与えられます。」というイエス様のことばを素直に聞くことができたのではないでしょうか。
それでは、私たちはイエス様の福音の価値を理解し、福音を熱心に求める者となっているでしょうか。イエス様の話を聞いていたユダヤ人だけでなく、福音書を読むすべての人が、この点について、イエス様から問いかけを受けているのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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