デイリーディボーション 12月26日(水)

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デイリーディボーション 12月26日(水)

2018年12月26日(水)
コリント人への手紙 第2 10:7-11 7あなたがたは、うわべのことだけを見ています。もし自分はキリストに属する者だと確信している人がいるなら、その人は、自分がキリストに属しているように、私たちもまたキリストに属しているということを、もう一度、自分でよく考えなさい。8あなたがたを倒すためにではなく、立てるために主が私たちに授けられた権威については、たとい私が多少誇りすぎることがあっても、恥とはならないでしょう。9私は手紙であなたがたをおどしているかのように見られたくありません。10彼らは言います。「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会った場合の彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない。」11そういう人はよく承知しておきなさい。離れているときに書く手紙のことばがそうなら、いっしょにいるときの行動もそのとおりです。
【ポイント】 ①「あなたがたを立てるため」 コリント教会の中には「パウロは自分たちの進行を完全に否定している。」とか「パウロは私たちを論破しようとしている。」というような感覚に陥ってしまっている人がいたのでしょう。このような状態になってしまうと、人は「真理」ではなく「議論の勝利」を求めるようになってしまうものです。つまり、相手を倒さなければ気が済まないという心理状態になってしまうのです。ですから、「パウロの手紙は重みがあって力強いが、実際に会った場合の彼は弱々しく、その話しぶりは、なっていない。」などという、福音についての議論ではなく、パウロの個人的な誹謗中傷が起きてしまったのです。
昨日も学んだように、私たちは、そのような人々に対するパウロの対応から学ぶことが重要です。今日の「8あなたがたを倒すためにではなく、立てるために主が私たちに授けられた権威については、たとい私が多少誇りすぎることがあっても、恥とはならないでしょう。」パウロは、彼の使徒としての権威にまで疑い、彼の容姿や態度まで馬鹿にしてくる人々に対し、怒りをもって相手を「倒すため」ではなく「立てるため」に、本題である「福音」ではなく、「自身の使徒職」についての説明をしようとしているのです。
大切なことは、パウロは「コリント教会の立て上げ」という自身に与えられている使命から決してブレることなく、どのような誹謗中傷にも耐え、主のために歩んでいることです。以前もお話したことですが、ある教会で、新しい建物の外壁の色について意見が別れ、争いが起こり、分裂のようなことが起きてしまったという話を聞いたことがあります。私たちが、「教会の立て上げ」というイエス様から与えられている使命から離れてしまうと、結果として教会が倒れてしまうということを知っている必要があるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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