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2015年4月29日(水)
【通読】
エペソ6:19-20
19また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。20私は鎖につながれて、福音のために大使の役を果たしています。鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。
【ポイント】
①福音を語ることができるように祈る
福音を語る者は、常に福音を水で薄めたくなるという誘惑にさらされています。イエス・キリストのみが救い主であり、他に救いはないという聖書のメッセージは、多くの人に不快感を与えます。その他にも、罪の悔い改め、人生の王座をキリストの明け渡し、キリストに服従するというメッセージにも多くの人が戸惑いを覚えます。このメッセージに身を委ねる時に、私たちは他の何によっても得ることができない平安、幸福感を体験することができるのですが、多くの人はそれを味わう前に、福音を拒絶してしまうのです。
私たちの心の中には、純粋な善意として「相手を喜ばせたい」、「相手に嫌な思いをさせたくない」という思いや、自分中心から来る、「相手から嫌われたくない」というような、様々な思いが渦巻いています。ですから、時としてイエス様のことばを自分なりに変えてしまったり、ぼやかしたりしてしまうという間違いを犯してしまうのです。ですから、互いの祈りが必要なのです。「福音の奥義を大胆に知らせることができるように」祈り合うことが重要なのです。
マタイ7章13-14節
“13狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。14いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。”
マタイ16章24-25節
“24それから、イエスは弟子たちに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。25いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。”
ヨハネ14章6節
“6イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。”
【今週の礼拝での聖句】
中心聖句:ヨハネ15章9節
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。」
神様は人間をご自身と関わりあいながら生きて行くように創造されました。
ですから、神様の愛を知らない時に私たちは強い孤独感、不安を覚えます。
しかし、ほとんどの人はその不安の原因が神様の愛を知らない孤独感であることに気づいていません。
ですから・・・
①自分が孤独であることを認める
「わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」(ヨハネ15:5)
②孤独の恐怖から救われる
神様の愛以外に孤独の恐怖からの救いの方法はない
「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。」(ヨハネ15: 5)
③キリストにつながる
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ28:20)
【今週の祈り】
「主よ、あなたの愛を知らなければ、私は永遠の孤独の中にさまよい続ける存在だったことを覚えます。そして、私を孤独から救うことができるのはあなたの愛、あなたとの交わりだけであることを知りました。どうか、そのことを忘れずに、あなたにつながり続けるものとして下さい。」
ライフチャーチ牧師
大谷信道