デイリーディボーション 5月27日(土)

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デイリーディボーション 5月27日(土)

2017年5月27日(土)

【通読】
マタイの福音書 6:9-10
9だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。10御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。11私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。12私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。13私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』[国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。]14もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。15しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。

【ポイント】
①信仰の伴う祈りを目指す
イエス様は前の7-8節で「7また、祈るとき、異邦人のように同じことばを、ただくり返してはいけません。彼らはことば数が多ければ聞かれると思っているのです。8だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。」という注意を与えた上で、9節で「だから、こう祈りなさい。」と、祈りの模範を示されました。

にもかかわらず、「主の祈り」を祈る時に、「同じことばを、ただくり返して」いるのと何ら変わらないことになってはいないでしょうか。かつて私も「主の祈り」をただ暗唱していた時があったことをはっきりと覚えています。良く考えると大変恐ろしいことです。直前に記されているイエス様の注意を無視し、意味の分からないことばを祈っていたのです。

ですから、異邦人のような祈りに陥らないためには、私たちが祈る時には、その内容について真剣に考え、神様の前で信仰の告白、御心を行なう決意をしながら祈ることが大切なのです。主の祈りに含まれる「信頼の表明仰」「決意(約束)の表明」を見てみましょう。

・主の御名をあがめる人生を歩む決意
・神の王国の従順な市民となる決意
・御心を行っていく決意
・神様が日々の必要を満たしてくださると信じること
・負いめのある人を赦す決意
・自分の罪が赦してくださると信じること
・誘惑に立ち向かっていく決意
・神様が誘惑から守ってくださると信じること

②神様は生きておられ、目の前で祈りを聞いてくださっている
目の前で神様が主の祈りを聞いてくださっている姿を想像してみましょう。信仰、決意の表明を意識せずに、ただ主の祈りを暗唱するようなことをするでしょうか?しませんね。

前の6節で既に、イエス様は天の父が私たちの祈りをその場で聞いてくださっていると教えてくださっていますね。実は、イエス様の祈りについて本当に重要な部分は、「主の祈り」そのものではなく、その前の箇所(5~8節)の方がずっと大切なのです。

イエス様の御心に適った祈りをするためには、「主の祈り」よりも、5~8節を暗記しているほうがずっと重要なのではないでしょうか。

ライフチャーチ
大谷信道


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