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2017年5月30日(火)
【通読】
マタイの福音書 6:19-20
19自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。20自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。
【ポイント】
①神様からの「報い」を信じる
5章の初めから、イエス様は「天での報い」「天の父からの報い」について教えられています。イエス様は弟子たち、イエス様を信じる者に厳しい倫理的な教えを与えていますが、その教えの根幹にあるのは神様の「報い」を信じ期待することなのです。その報いとは「天国に行けるか」「天国にいけないのか」というようなものではありません。むしろ、イエス様は信じる者たちに、「あなた方は天の父からの報いを受けることができるのだから、その約束を信じつつ、地上での歩みを全うしなさい。」と教えられているのではないでしょうか。実際、イエス様がどれだけしつこく「報い」について教えられているのか復習してみましょう。
5:12喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々はそのように迫害したのです。
5:46自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。
6: 1人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません。
6: 2だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
6: 4あなたの施しが隠れているためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。
6: 5また、祈るときには、偽善者たちのようであってはいけません。彼らは、人に見られたくて会堂や通りの四つ角に立って祈るのが好きだからです。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
6: 6あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。
6:16断食するときには、偽善者たちのようにやつれた顔つきをしてはいけません。彼らは、断食していることが人に見えるようにと、その顔をやつすのです。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
6:18それは、断食していることが、人には見られないで、隠れた所におられるあなたの父に見られるためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が報いてくださいます。
短い箇所の中で、同じ言葉がこれほど頻繁に繰り返されているケースは他にないのではないでしょうか。それほど、神様の「報い」を信じ、期待することが重要だということなのです。
ライフチャーチ
大谷信道