デイリーディボーション 5月31日(水)

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デイリーディボーション 5月31日(水)

2017年5月31日(水)

【通読】
マタイの福音書 6:21-23
21あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。22からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、23もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。

【ポイント】
①あなたの心はどこにあるのか?
今日と明日の箇所は独立したものではなく、19、20節の「自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。」、「自分の宝は、天にたくわえなさい。」という教えと関連しているものです。23節の「目が悪い」という表現は、貪欲な人のことを現す慣用的表現だと思われます。例えば箴言
23章 6節の「貪欲な人の食物を食べるな。彼のごちそうをほしがるな。」の「貪欲」と訳されている言葉の直訳は「悪い目」となります。つまり、前節との関連で言えば「目の悪い人」とは「自分の宝を地上にたくわえる人」のこととなり、反対に「目が健全」とは、この世の金銭に対する欲がなく「自分の宝を天にたくわえる人」であることが分かるのです。

私たちは、このイエス様の教えを聞く時に、自分が「自分の宝を地上にたくわえる」生き方と、「自分の宝を天にたくわえる」生き方のどちらに近い歩みをしているのかを精査する必要があります。しかし、これまで学んできているように、そのような精査の目的は自分の救いの合否を知るためではありません。自分の罪深さを知り、「救いの必要」「救われている喜び」を確認すること、さらにイエス様が教えられる目標にむかってたゆまずに進み続ける決心をすることにあります。

そのことを確認した上で、自分がどこに宝をたくわえようとしているのか、自分の心がどこにあるのかをしっかりと考えてみましょう。

ライフチャーチ
大谷信道


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