デイリーディボーション 5月6日(水)

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デイリーディボーション 5月6日(水)

2015年5月6日(水)

【通読】
1テサロニケ 1:8
8主のことばが、あなたがたのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっているので、私たちは何も言わなくてよいほどです。

【ポイント】
①スモールグループ、弟子訓練、礼拝、開拓伝道の本質は同じ
私たちの行いの最終的な目的は主に栄光を帰すことです。私たちは何をするにしても、自分のためでも、他人のためでもなく、主のために行うのです。「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい。 」(1コリント10:31)

それでは、食べる、飲む以外に私たちが取り組んでいくことは何でしょうか。それは、私たちが主と仰ぎ、従っているイエス様の大宣教命令を実践していくことです。「19それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、20また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ28:19-20)

「私が命じたすべてのこと」とは、何でしょうか。それは聖書全体を指す事になるのですが、その教えの本質について、イエス様ははっきりと教えられましたね。「37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』38これがたいせつな第一の戒めです。39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」 (マタイ22:37-40)

さて、今日のパウロのことばからはテサロニケの教会では、もともとユダ人でもなく、旧約聖書も全く知らなかったような人々がキリストを信じる者とされ、キリストのみことばに忠実に従い、主の栄光のために、先に述べた歩みを続けていたことが分かります。その結果、福音はテサロニケ以外の場所にも広がって行ったわけです。

私たちも、全く同じ歩みに召されていることを忘れてはなりません。スモールグループ、弟子訓練、礼拝、開拓伝道の歩みのすべては、自分のためではなく、主の栄光のために行っています。この世の人々の多くは、自分のメリットになる物事を取捨選択しながら生きています。慈善活動を熱心に行っている人の中にも、自分の満足、良い事をしているという安心感を得たいという思いが心の奥底に100%無いとは言い切れないことでしょう。クリスチャンの中にも、スモールグループ、弟子訓練、礼拝、伝道が自分にとって、どのようなメリットがあるかを考え、取捨選択している人がいるのではないでしょうか。そのような生き方の中では、テサロニケの教会のような実を結ばないことを覚えておきましょう。

【今週の礼拝での聖句】
中心聖句:ヨハネ15章9節
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。」

みなさんは、この箇所を読むときに「ああ、またぶどうの木のたとえか」と、すでに分かっているような気持ちになることはないでしょうか。この「わかったつもり」は、私たちがみことばの力を体験し続けること、クリスチャンとしての成長し続けることの大きな障害となります。私たちは、本当にキリストにつながっているでしょうか。キリストにつながる喜びを体験しているでしょうか。夫婦関係、親子関係、その他の人間関係の中で豊かな実を結んでいることを実感しているでしょうか。「わかっているつもり」にならず、常に新しい思いで、キリストにつながり、愛の中にどどまる取り組みを続けていきましょう!

日々のディボーションも、キリストにつながり、キリストとの関係を深めているために大変役立ちます。そのほか、忙しい日々の中で、キリストを主とし、キリストとの深い交わりを続けていくために何ができるのかを考え、実践してみましょう。

【今週の祈り】
「主よ、あなたの愛の中にとどまるとき、私の抱えている思い煩い、不安、孤独などのすべての問題が、大きな問題では無くなってしまうと信じます。今日も、あなたにつながり、あなたの愛の中にとどまります。続けて、豊かな実を結ぶことができるように、私を導いて下さい。」

ライフチャーチ牧師
大谷信道


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