デイリーディボーション 5月8日(月)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 5月8日(月)

2017年5月8日(月)

【通読】
マタイの福音書 4:8-11
8今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、9言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」10イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と書いてある。」11すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、御使いたちが近づいて来て仕えた。

【ポイント】
①イエス様と天の父の完全な一致
サタンは、アダムとエバを誘惑し、罪を犯させました。その誘惑方法は、「蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
(創世記3:1)と、「神様のみことば」を疑わせること、そして、「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
(創世記3:5)と、「神のようになりたい。」という人間の欲望に火をつけることでした。そして、アダムとエバはその誘惑と、自分の欲望に勝つことができず、罪を犯してしまったのです。

サタンのイエス様に対する誘惑にも同じパターンを見ることができます。サタンはイエス様に「自分を崇拝するなら、あなたはこの世を好きなように支配できる。」と誘惑したのです。つまり、御子イエス様を、天の父から引き離そうと試みたわけです。しかし、イエス様は聖書のみことばをもって、その誘惑を退けられました。これは、イエス様は自分勝手にこの世を治めることが目的ではなく、天の父との完全な一致の中で、天の父の御心を実現することがご自身の使命であることをサタンに対して明らかにされたのです。

②サタンの誘惑に対抗する
イエス様に対しては無力だったサタンの最後の誘惑は、アダムとエバの子孫である私たちに、今日も強力に働いています。残念ながらクリスチャンの中にも、「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」というイエス様の約束を信じることができない人が少なからず存在するのです。イエス様の約束よりも、自分の計画、自分のやり方を優先させてしまいたくなるのです。サタンは、みことばに真剣に従おうとする人に「イエス様の約束を頑なに信じるなんてバカみたい!」とか、「律法主義的にならずに、自分なりの信仰生活を続ければいいんだよ!」などと誘惑してきます。しかし、聖書はどのような人が祝福を受けたのか、祝福を受けられなかったのかをはっきりと証ししています。私たちも、イエス様の模範に従い、自分自身に対して、そしてサタンに対して、「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と書いてある。」と宣言していこうではありませんか!

ライフチャーチ
大谷信道


side_worship side_info