デイリーディボーション 6月19日(月)

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デイリーディボーション 6月19日(月)

2017年6月19日(月)

【通読】
マタイの福音書 9:1-8
1イエスは舟に乗って湖を渡り、自分の町に帰られた。2すると、人々が中風の人を床に寝かせたままで、みもとに運んで来た。イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に、「子よ。しっかりしなさい。あなたの罪は赦された」と言われた。3すると、律法学者たちは、心の中で、「この人は神をけがしている」と言った。
4イエスは彼らの心の思いを知って言われた。「なぜ、心の中で悪いことを考えているのか。5『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらがやさしいか。6人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたに知らせるために。」こう言って、それから中風の人に、「起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい」と言われた。7すると、彼は起きて家に帰った。8群衆はそれを見て恐ろしくなり、こんな権威を人にお与えになった神をあがめた。

【ポイント】
①どちらがやさしいか?
皆さんは、イエス様の「『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらがやさしいか。」という質問の答えがすぐに思い浮かぶでしょうか。私自身の答えは、「どちらもやさしくない。」というものです。と言うも、『あなたの罪は赦された』、『起きて歩け』のどちらも、神様の権威がなければ、それが起きることはないからです。たとえイエス様が『あなたの罪は赦された』と言わなくても、『起きて歩け』という一言で中風の男性をいやすことができれば、イエス様が、神様だけが持っているはずの権威、力を有していることを証明できるからです。「病」と「罪」は密接な関係があると考えられていましたから(参ヨハネ5:14、9:2)、「病のいやし」は「罪の赦し」と同様の意味を持っていたのです。

②病のいやしの意味
今日の箇所でイエス様が本当にしたかったこと、教えたかったことは何でしょうか。8節を見ると、イエス様の意図(御心)を知ることができます。「群衆はそれを見て恐ろしくなり、こんな権威を人にお与えになった神をあがめた。」イエス様はご自分が神の御子であり、天の父と同様の権威をもつ者であることを人々に示すことです。しかし、それで終わりではありません。イエス様が本当に願われていたことは、人々が「神様をあがめる」ことです。神様が行われるすべての出来事の最終的な目的は、ご自分が栄光を受けるられることなのです。

この点については、エペソ人への手紙の1章3節から14節に極めて明確に教えられています。是非、ご自分の聖書で読んでみてください!

ライフチャーチ
大谷信道


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