デイリーディボーション 6月20日(土)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 6月20日(土)

2015年6月20日(土)

【通読】
2テサロニケ 1:10-11
10その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の――そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです――感嘆の的となられます。11そのためにも、私たちはいつも、あなたがたのために祈っています。どうか、私たちの神が、あなたがたをお召しにふさわしい者にし、また御力によって、善を慕うあらゆる願いと信仰の働きとを全うしてくださいますように。

【ポイント】
①「召し」について知る
この表現は、私たちクリスチャンの現在の状態、そして歩むべき道を明確に表していると思います。私たちは、イエス・キリストから招かれました。それは罪に従い、滅びに向かう道を進む歩みを捨て、キリストを信じ、キリストの後に従う生き方への招きです。これが私たちに与えられている「召し」です。信仰とは、キリストを救いの手段として信じることでも、天国を信じることでもありません。サタンもそのようなことは良く知っています。信仰とは、キリストに服従し、キリストに人生をささげ、キリストに人生の主導権をお渡しすることです。

この召し、招きについては、何一つ隠されたり、水で薄められるようなことなく、聖書にはっきりと記されています。

マタイ10:37-39
37わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。また、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。38自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。39自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。

マルコ1:17-18
17イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」18すると、すぐに、彼らは網を捨て置いて従った。

ルカ9:61-62
61別の人はこう言った。「主よ。あなたに従います。ただその前に、家の者にいとまごいに帰らせてください。」62するとイエスは彼に言われた。「だれでも、手を鋤につけてから、うしろを見る者は、神の国にふさわしくありません。」

②召しに応えた者の生き方を知る
私たちは、キリストに従う前から何かをいただけると勘違いしてはなりません。キリストに人生をささげることなく、ただ救いのコンセプトを理解しただけで、罪から救われ、天国に行ける約束が与えられたなどと考えてはなりません。そのことは、使徒ペテロの発言からもよく分かります。一見すると傲慢な態度に見えるかもしれません。しかし、そうではないのです。自分の人生を捨て、キリストを一番とした者だからこその発言なのです。

マタイ19:27-29
27そのとき、ペテロはイエスに答えて言った。「ご覧ください。私たちは、何もかも捨てて、あなたに従ってまいりました。私たちは何がいただけるでしょうか。」28そこで、イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。世が改まって人の子がその栄光の座に着く時、わたしに従って来たあなたがたも十二の座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。29また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、{妻、}子、あるいは畑を捨てた者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。

③召しにふさわしく歩むために
召しにふさわしく歩むことについて考える前に、自分が本当の意味でキリストの召しに応えているのか考えてみましょう。そこが、スタート地点です。スタート地点さえ間違っていなければ、みことばと聖霊の働きによって、必ず召しにふさわしい歩みに整えられるはずです。実は、私たちの問題は、「手を鋤につけてから、うしろを見る」ようなことをしていることに起因している場合が多いのではないでしょうか。

【今週のメッセージ】
コロサイ人への手紙 3:12-17
「神の家族形成に関わる」

私たちは、キリストの愛を受け取り、その愛を持って神を愛し、隣人を愛し続けるという生き方に招かれています。なぜなら、キリストを信じるとは、キリストを愛し、その戒めに従うことを意味しているからです。それでは、私たちはどこでこの戒めを実践していくのでしょうか。それは教会です。別の言い方をすれば、キリストを愛をもって互いに愛し合い、赦し合う約束をもって集まっている人々の群れが教会なのです。

①私たちは、キリストのからだの建て上げに召されている
エペソ4: 1-3
1 さて、主の囚人である私はあなたがたに勧めます。召されたあなたがたは、その召しにふさわしく歩みなさい。2謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い、3平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。

残念ながら、多くのクリスチャンが①のキリストからの招きを理解せず、自分の利益を求め信仰生活を続けているいるのです。そこで、②番目のポイントです。

②自分の利益のための信仰生活(夫婦・子育て)はうまく行かなくなることを知る
ヤコブ4:1-3
1何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。2あなたがたは、ほしがっても自分のものにならないと、人殺しをするのです。うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。3願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。

そこで、私たちはキリストの招きについて知り、その具体的な姿を聖書から学ぶことが重要なのです。
パウロのことばから、私たち、キリストに召されている者が取り組むべき事柄を確認しましょう。

1.互いに忍び合いなさい(13節)
2.互いに赦し合いなさい(13節)
3.キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、
4.知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、
5.詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。(16節)

これらを実践する最高の形が、教会のスモールグループなのです。

③教会のスモールグループはキリストの召しの実践の最高の場
特に、4番を見てみましょう。互いに教えあうこと、互いに戒め合うことは、100人のグループでは不可能です。20人でも難しいかもしれません。つまり、パウロの思い描いている教会の姿は、決して大きなグループではないのです。大きな教会が良い教会であると勘違いしている人がいるようですが、もし、ここではっきりと記さている事柄実践できていないとしたら、決して良い教会とは言えないのです。反対に、せっかく少人数の教会であっても、互いに教え合い、戒め合う事に熱心でなければ、聖書に忠実な教会とは言えません。

私たちライフチャーチにあっては、キリストのみことばに忠実な教会を目指して行こうではありませんか。なぜなら、そこに大きな祝福、平安があるからです。

コロサイ3:15
キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。

ライフチャーチ 牧師
大谷信道


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