誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。
2017年6月8日(木)
【通読】
マタイの福音書 7:13-14
13狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。14いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。
【ポイント】
①「狭い門」「狭い道」を選ぶ
信仰決心、信仰生活は「受け身」ではありません。もちろん、信仰に導いてくださるのも、罪を許し、永遠のいのちを与えて下さるのも神様でから、救い、贖いの御業について、私たちの努力ではなく、100%が神様が行って下さるものです。しかし、イエス・キリストを自分の救い主、人生の主として信じ、従っていく決心をするのは私たち自身です。今日の箇所でも、「いのちに至る門」と「滅びに至る門」のどちらに進むのかは、イエス様は「いのちに至る門(狭い門)」から入るように教えられていますが、同時に、イエス様は私たちが自分の頭で考え、自分の意思でどちらの門に入るのかを選ぶように教えられています。
②神様は私たちの主体性を大切にされる
だから、私たちも自分の主体性を大切にしなければなりません。神様はすべての人類を救いたいを願われていますが、ご自分に似た部分として人間に与えられた、主体性、自由意志を無視するような方法で私たちの心を操作することはしないのです。滅び、救い、御国、ご自身の愛についてすべて明らかにされた上で、私たちが自らの意思で神様を愛し、自らの主体性でキリストに従うようになることを待たれているのです。
一般的に、日本人は主体的な判断、決定をするのが苦手だと言われています。だからこそ、今日のみことばは私たちにとって特に大切なのです。「周りから勧められて」「みんなそうしているから」ではなく、自分の意思、主体性で神様を知り、愛し、従っていくかどうかを選択することが大切なのです。
ライフチャーチ
大谷信道