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2017年7月4日(火)
【通読】
マタイの福音書 10:34-39
34わたしが来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。わたしは、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです。35なぜなら、わたしは人をその父に、娘をその母に、嫁をそのしゅうとめに逆らわせるために来たからです。36さらに、家族の者がその人の敵となります。37わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。また、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。38自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。39自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。
【ポイント】
①信仰と結婚
イエス様独特の極端な言い回しですね。今日の箇所を初めて読んだ時に戸惑いを覚えた人も多くいることでしょう。例えば、イザヤ書9章6節の預言「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」などを見れば、イエス・キリストが平和をもたらす方であることは明らかです。しかし、イエス様は真剣に話しを聞き、しっかり理解しようとしない人々に対して、ご自分のことばを深く考えさせるために、このような話し方をされたのです。
結婚について「君がこの女性(男性)と結婚を決めたということは、世界中の女性(男性)をふったということなんだよ。」という表現をする人がいます。これも、極端な言い方ですが、ある意味真理ですね。イエス様が言わんとしていることは、これと同じなのです。イエス様を信じるということは、イエス様を誰よりも、何よりも愛する決心をするということであると説明されているのです。
イエス様との関係を一番にしようとすれば、周りの人達からの反対を受けることもあるのです。そのような反対や心配に乱暴な方法で対応する必要は全くありませんが、イエス様に従うという決意に関しては誰によっても、何事によっても揺るがされてはならないのです。なぜならこれは、何よりも重要な「いのち」の問題だからです。しかも、それは他の誰のでもなく、自分自身の「いのち」だからです。自分の永遠のいのちの問題については、人から何を言われようが、どのように反対されようが、自分で決めなければならないのです。あなたの「いのち」の問題だからです。
ライフチャーチ
大谷信道