デイリーディボーション 1月13日(月)

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デイリーディボーション 1月13日(月)

2020年1月13日(月)
テサロニケ人への手紙 第一  3:7-8 7このようなわけで、兄弟たち。私たちはあらゆる苦しみと患難のうちにも、あなたがたのことでは、その信仰によって、慰めを受けました。8あなたがたが主にあって堅く立っていてくれるなら、私たちは今、生きがいがあります。
【ポイント】 ①意識のギャップを埋める 「親の心子知らず」という言葉がありますね。親の子どもに対する愛情、心配などを子どもが気にしなかったり、煩わしく思ったりする現象を表している言葉です。このことばのポイントは「子どもは親孝行をしなさい」というような教えではなく、親と子どもの間に「意識」の大きなギャップが存在する傾向があることを知ることです。多くの子どもは、親からの愛情、心配を理解していると思っていることでしょう。しかし、現実には、人間的な未熟さ、人生の経験的不足などから、本当の意味で親の心を理解しきれていないことが多いのです。
教会においても似たような現象があることを今日のパウロのことばから知ることができます。パウロは2章7節で「7それどころか、あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。」、11-12節では「11また、ご承知のとおり、私たちは父がその子どもに対してするように、あなたがたひとりひとりに、12ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように勧めをし、慰めを与え、おごそかに命じました。」と語っています。そして、そのパウロの喜び、生きがいは教会が「主にあって堅く立っていてくれる」ことであると話しているのです。もちろん、親と子とが置かれている立場から意識のギャップがあるように、パウロや牧会者と信徒の間にも意識のギャップがあることは当然のことだと思うことでしょう。しかし、子どもはやがて成長し親の心を知るようになるのです。同じように考えると、私たちクリスチャンの成長は、パウロの思いを共有していくこと言えるのではないでしょうか。
以前もこのポイントについて触れましたが、もう一度考えてみましょう。あなたのクリスチャンとしての喜び、生きがいは何でしょうか。それは、子どもが考えているようなものでしょうか、それとも親が考えているようなものでしょうか。教会が主にあって一致し、キリストの福音に堅く立つことが、あなたのクリスチャンとしての喜びや生きがいに変えられているようであれば、あ自分が主のみこころに沿って成長していることが確認できます。反対にクリスチャンの成長と聞いて、自分のことばかりを考えてしまう人は、子どものような未熟さがあることに気づくことができるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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