デイリーディボーション 1月16日(水)

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デイリーディボーション 1月16日(水)

2019年1月16日(水)
コリント人への手紙 第2 11:28 28このような外から来ることのほかに、日々私に押しかかるすべての教会への心づかいがあります。
【ポイント】 ①パウロの大宣教命令のビジョンを理解する 今日の箇所から、パウロが自分が教会開拓、教会形成に関わったすべての教会に深くコミットしていたことが分かります。コリントの教会のある人達は、このパウロの深い関わり方を煩わしく思っていたのでしょう。なぜなら、自分たちの好き勝手ができないからです。偽使徒、偽教師たちにとっては、パウロは「目の上のたんこぶ」のように邪魔な存在だったのです。
しかし、パウロの深い関わりは、決して教会を支配するようなものではありませんでした。パウロは純粋に、イエス・キリストの福音が正確に伝えられ、理解されること、キリストのからだが健全にされること、具体的には教会がキリストの愛によって一致を保ち続けることを願っていただけなのです。
大宣教命令と教会形成が別物だと思っているクリスチャンがいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。私たちクリスチャンが、教会や家庭でキリストの愛を実践していない中で、どうして隣人にキリストの愛を証しすることができるでしょうか。説教やバイブルスタディーでキリストの愛を教えながら、争いや分派が絶えないとしたら、教会外の人はすぐにその自己矛盾(偽善)に気がつき、教会から離れていくことでしょう。ですから、私たちは、教会の不健康さは大宣教命令を無力化させてしまう、極めて深刻な問題であることを知らなくてはならないのです。
現代の宣教師の中には、自分の宣教団体の中での成績(実績)や出世に関わるので、開拓した教会の数、始めた集会の数、信仰決心に導いた人の数は気にするけれども、自分が去った後の教会、集会の歩みにコミットしない人がいるようです。しかし、パウロは違いました。彼は大宣教命令を前に進めるために、自分が去った後も、すべての教会の健全化に尽力し続けたのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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