デイリーディボーション 1月17日(金)

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デイリーディボーション 1月17日(金)

2020年1月17日(金)
テサロニケ人への手紙 第一  4:1-5 1終わりに、兄弟たちよ。主イエスにあって、お願いし、また勧告します。あなたがたはどのように歩んで神を喜ばすべきかを私たちから学んだように、また、事実いまあなたがたが歩んでいるように、ますますそのように歩んでください。2私たちが、主イエスによって、どんな命令をあなたがたに授けたかを、あなたがたは知っています。3神のみこころは、あなたがたが聖くなることです。あなたがたが不品行を避け、4各自わきまえて、自分のからだを、聖く、また尊く保ち、5神を知らない異邦人のように情欲におぼれず、
【ポイント】 ①「聖潔」=「神の愛」 「聖潔」は決して「禁欲」ではありません。「不品行」「情欲におぼれる」という問題は「愛」の間違った使い方が原因です。聖書では愛は「アガペー・神の愛」、「フィレオ―・友愛」、「エロス・本能の愛」と区別されています。聖潔を目指すために「エロス・本能の愛」を消し去る必要があると考えている人が多いかもしれませんが、人間が地上で健康な肉体を有している間は不可能であると思います。なぜなら、神様は人間を創造されたときに「神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。『生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。』」(創世記1:28)と言われているからです。もし、人間の中に「エロス」の愛がなければ、人間が地上で増えるという神様の御心が実現することはなかったのです。
不品行の原因は「エロス」の愛を間違って使うことです。この愛は結婚する男女のために与えられている祝福だということもできます。ですから、私たちが大切にすることは、この愛を夫婦だけに与えられた祝福として大切に用い、夫婦関係以外に悪用しないことを神様と約束することではないでしょうか。このような考え方は、愛以外でも見ることができます。人間の知力、腕力も正しい使い方をしなければ、それは悪とみなされます。現代の科学技術も平和利用されなければ、人類を滅ぼすほどの力を持つようになってしまいました。問題は、それらを正しく用いるか否かにかかっているわけです。
それでは、私たちはどのようにしたら「正しさ」を選び取ることができるのでしょうか。私は、絶対的な存在である神様を認めること、さらにその愛を知り、神様の愛で満たされ満足し、神様が喜ばれる生き方を選び取っていくこと以外に方法はないと信じます。面白いことですが、不品行の原因となるエロスの愛をコントロールし、正しく用いるためには、私たちが神様の愛に満たされることが必要だということです。同じように、人間が神様から与えられている祝福を正しく用いるためには、人間が真の神とその愛を知ることにあるのです。
すべての問題の解決は「神様の愛」に繋がっているのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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