デイリーディボーション 1月22日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 1月22日(金)

2021年1月22日(金)
ペテロの手紙第一 5:8-11 8身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。9堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。10あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。11どうか、神のご支配が世々限りなくありますように。アーメン。
【ポイント】 ①悪魔の目的を知る 今日の個所から、悪魔が私たちを誘惑したり、攻撃し、私たちの信仰を弱らせることがあることが分かります。しかし、ここで私たちが本当に心配しなければならないことは、個人の信仰の弱体化ではありません。聖書では、キリスト者の集まりが、羊の群れにたとえられているのですから、群れの中に様々な状態の羊がいることは当然のことと言うことができます。羊は基本的に弱い存在だからこそ群れが必要になっているわけです。つまり、信仰が弱められている人は、なおさら群れの中にとどまることが必要であり、信仰が弱められている自分を卑下したり、さばいたりする必要はないのです。群れにとどまることによって、悪魔の餌食になることが避けられるのです。
さらに、私たちが知らなければならない事実は、神様が御霊として私たちの内に住んでくださっているので、悪魔は私たちを誘惑することはできますが、完全に支配することはできないのです。自分は完全に信仰を失ってしまったと感じるようなことがあったとしても、悪魔は私たちを神様の愛から引き離すことはできないのです。私たちが信仰を失ったかのように勘違いさせることは悪魔の狡猾な作戦なのです。しかし、私たちが信仰を失うことはないのです。なぜなら、神様は私たちを最後の最後まで愛すると決めておられるからです。
このように考えると、悪魔の本当の目的が見えてきます。悪魔は、私たちが神様から見放されてしまったかのような勘違いをさせ、群れから離し、キリストの群れをバラバラにしたいと思っているのです。そうすれば、キリスト者がそれ以上増えることがないからです。例えば10人の教会があったとしたら、その群れをバラバラにしたとしても、10人の信仰が取り去られるわけではありません。しかし、群れが崩壊させることによって、その群れの中にそれ以上キリストを信じる者が増えない状況に無力化させることができるのです。つまり、悪魔の攻撃について本当に心配しなければならない点は、群れの崩壊なのです。
独裁国家などでは、支配の強力な手段として「集会の禁止」を用います。憲法で集会の自由が保障されている日本に住む私たちは「自由に集まること」が当然となっているので、その価値を理解していないクリスチャンが多いのではないかと思います。しかし、独裁者ほど「集まること」が、自分の独裁を崩壊させるほどの力を持っている事を知っているのです。悪魔も同じです。ですから、私たちは群れとして集まること(教会を大切にすること)によって「ほえたける獅子」のような悪魔に対抗するのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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