デイリーディボーション 1月25日(月)

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デイリーディボーション 1月25日(月)

2021年1月25日(月)
ペテロの手紙第二 1:1-2 1イエス・キリストのしもべであり使徒であるシモン・ペテロから、私たちの神であり救い主であるイエス・キリストの義によって私たちと同じ尊い信仰を受けた方々へ。2神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。
【ポイント】 ①「先入観(思い込み)」と「頑固さ」は私たちを真理から遠ざける 「宗教とはこういうものだ」「キリスト教とはこういうものだ」「信仰とはこういうものだ」などという、ある種の先入観(思い込み)を誰でもが持っているものです。日本のクリスチャンは宣教師が伝えた習慣、風習、または宣教師の母国の教会の姿が「本物(本場)のキリスト教の姿」だと思い込んでいる人も少なくないでしょう。「西洋の文化を取り入れることが良いこと」というような日本人独特の共通認識も手伝い、一生懸命に西洋の教会の真似をし、西洋のキリスト教文化を継承し守ることが自分たちの使命の一つだと思い込んでいたりするのです。実は、私自身もその一人でした。
しかし、神学校などでの学びを通して気が付いたことは、ローマカトリック教会や、東方正教会だけでなく、宗教改革後のプロテスタント教会も依然として聖書から離れていしまっている部分をたくさん見ることができるということです。つまり、私たち日本人が「本式・本場のもの」と思い込んでいるキリスト教の姿は、ヨーロッパ化、アメリカ化(時には韓国化)された、いわば、変質してしまった、あるいは汚染されてしまったキリスト教の姿であると言えるのです。例えば、カリフォルニアロールを日本の伝統的な寿司だと思い込んでいる外国人の友人がいたらどうしますか?確かに、それは美味しいかもしれませんが、本当の寿司について教えたくならないでしょうか。
ペテロの手紙第二の重要なポイントの1つは「異端」「偽教師」に対する警告です。それは、すでにペテロの時代から、イエス様の福音が変質し、汚染されるという現象が起きていたことを意味しています。ですから、ペテロ(使徒たち)はキリストの真理を真理として伝え続けること、人々が「私たちと同じ尊い信仰」(1節)を受けることができるように命懸けで取り組んだのです。
ですから、私たちは西洋のキリスト教会を参考にしつつも、常に聖書に立ち返り、聖書に記されている真理を知り、伝える者として歩んでいくことが求められているのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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