デイリーディボーション 1月28日(月)

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デイリーディボーション 1月28日(月)

2019年1月28日(月)
コリント人への手紙 第2 13:1-3 1私があなたがたのところへ行くのは、これで三度目です。すべての事実は、ふたりか三人の証人の口によって確認されるのです。2私は二度目の滞在のときに前もって言っておいたのですが、こうして離れている今も、前から罪を犯している人たちとほかのすべての人たちに、あらかじめ言っておきます。今度そちらに行ったときには、容赦はしません。3こう言うのは、あなたがたはキリストが私によって語っておられるという証拠を求めているからです。キリストはあなたがたに対して弱くはなく、あなたがたの間にあって強い方です。
【ポイント】 ①私たちも同じ頑固さを持っていることを知る 3節の「あなたがたはキリストが私によって語っておられるという証拠を求めているからです。」ということばから、パウロはイエス・キリストから受けている教えをコリント教会に伝えたが、コリント教会は「その教えはキリストの教えではない!」と拒否したことがわかります。この箇所を読む多くのクリスチャンは「コリント教会のクリスチャンはなんと頑固なのだろう!」と感じることでしょう。
しかし、コリント教会の状況が決して他人事ではないことを知らなくてはなりません。例えば、パウロが現代の教会に現れ、教会についての問題点を指摘したとしたら、私たちはそれを素直に受け入れられるでしょうか。実際に、イエス様が行うように命じられていないこと、聖書に記されていないけれども、教会の中では伝統的に行われていることがありますね。ライフチャーチで最近触れた事柄としては「クリスマス」がそうです。もちろん、不品行や間違った福音のような重大な問題ではないかもしれませんが、パウロが「キリストの誕生を祝うことを教会の祭事とする必要はないと。」言われたとしたら、全世界のクリスチャンはパウロのことばに素直に従うでしょうか。「本当にイエス・キリストご自身がそう言われたのか?」などと、反発する人もいることでしょう。
私たちは、自分が初めて聞いた福音、教会の習慣、伝統が正統的なものであると思いこんでしまう傾向があります。そして一度形成されてしまった先入観を取り除くことは意外と難しい作業なのです。しかし、私たちにとって大切なことは、自分の先入観や思い込みではなく、聖書に記されていることを大切にすることであり、聖書に書かれていない事柄について疑問を投げかけることなのです。
特に、宗教改革を経験している私たちは、教会が再び間違いを犯すことが内容に、牧師だけでなく、すべてのクリスチャンが「聖書的であること」を大切にし続けることが重要なのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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