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2021年1月29日(金)
ペテロの手紙第二 1:12-14 12ですから、すでにこれらのことを知っており、現に持っている真理に堅く立っているあなたがたであるとはいえ、私はいつもこれらのことを、あなたがたに思い起こさせようとするのです。13私が地上の幕屋にいる間は、これらのことを思い起こさせることによって、あなたがたを奮い立たせることを、私のなすべきことと思っています。14それは、私たちの主イエス・キリストも、私にはっきりお示しになったとおり、私がこの幕屋を脱ぎ捨てるのが間近に迫ているのを知っているからです。
【ポイント】 ①地上の生活は「仮のもの」であることを知る この世では多くの人が、自分の肉体が生きている間が人生の本番だと信じ、死んだらすべてが終わりだと考えています。仏教の葬儀などを見ると、多くの人が魂の不滅を信じているようですが、実際にはこの世の人生がすべてだという価値観の中に生活しているのではないかと思います。しかし、聖書が教える人生観、死生観は全く違います。残念ながら、現代のキリスト教は西洋由来の物質主義に汚染されてしまい、多くのクリスチャンがこの世的な繁栄が祝福であると勘違いしている傾向がありますが、聖書の教える価値観は1章11節の「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの永遠の御国に入る恵み」ということばに見ることができる通り「永遠の御国」なのです。
とはいえ、地上で生きて行くためには日ごとの糧を得ていく必要があることも事実です。しかし、その歩みの中で「永遠の御国」のことを忘れてはならないのです。私たちは、それがいかに素敵に見えたとしても、地上での生活が仮のものであることを思い出し続けることが重要なのです。
ライフチャーチ 大谷信道