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2021年1月30日(土)
ペテロの手紙第二 1:15-16 15また、私の去った後に、あなたがたがいつでもこれらのことを思い起こせるよう、私は努めたいのです。16私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。
【ポイント】 ①ペテロの願いを知る 健全な信仰の歩みを阻害する要因の一つは「神様の願い」と「自分の願い」の食い違いです。別の言い方すれば「神様が与えようとしている祝福」と「自分が求めている祝福」の不一致です。似たような「食い違い」「不一致」は、普段の生活の中でも起きています。例えば、「親は子どもの健康のためにたくさん野菜を食べさせたいと思っているが、子どもはお肉を食べたいと思っている」というようなことです。今日の聖書個所でいえば、ペテロはキリストの目撃者として、キリストの福音(真理)を伝えたいと願っているけれども、聖書を読む者は「自分の願いの実現」「自分の問題解決」「ご利益」ばかりを求め、「真理」にはほとんど興味がないというような現象が起きうるということです。
反対に、私たちが真剣に「真理」を求めれば、ペテロがキリストの目撃者として、作り話ではなく見聞きしたままを語っているという事実は、極めて重要で有益な情報となるはずです。「真理」を真面目に求め始めれば、巷の宗教は「ご利益」について語っているけれども、その教えの中には真剣に耳を傾けるべき理由(根拠)がないことにすぐに気が付くはずです。
ライフチャーチ 大谷信道