デイリーディボーション 1月30日(火)

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デイリーディボーション 1月30日(火)

2018年1月30日(火)

【通読】
ローマ人への手紙 5:15-19
15ただし、恵みには違反の場合とは違う点があります。もしひとりの違反によって多くの人が死んだとすれば、それにもまして、神の恵みとひとりの人イエス・キリストの恵みによる賜物とは、多くの人々に満ちあふれるのです。16また、賜物には、罪を犯したひとりによる場合と違った点があります。さばきの場合は、一つの違反のために罪に定められたのですが、恵みの場合は、多くの違反が義と認められるからです。17もしひとりの違反により、ひとりによって死が支配するようになったとすれば、なおさらのこと、恵みと義の賜物とを豊かに受けている人々は、ひとりのイエス・キリストにより、いのちにあって支配するのです。18こういうわけで、ちょうどひとりの違反によってすべての人が罪に定められたのと同様に、ひとりの義の行為によってすべての人が義と認められ、いのちを与えられるのです。19すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。

【ポイント】
①アダムVSキリスト
パウロは最初に罪を犯し、全人類が罪の性質持つ者とされてしまった原因となった「アダム」と、一人で全人類の罪を背負い、罪の贖いを成し遂げてくださった「キリスト」を対比して説明しています。

実際、なぜ2000年前に生きていたイエス様が生まれてもいない自分の罪を贖うことができるのか疑問に思っている人もいることでしょう。しかし、パウロは神様の計画を分かりやすく説明するために、「19すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。」「という鮮明な対比を用いて説明しているのです。

アダムの違反がその後に生まれたすべての人類に適用されたように、イエス・キリストの恵みはすべての人に適用されるのです。

②キリスト以前に生まれた人はどうなるの?
上のような説明を聞くと、キリスト以前に生まれた人たちのことが気になりますね。それがこれまでの箇所で説明されていました。つまり、キリスト以前に生まれた人でも、アブラハムのように「信仰」によって生きた人は「義」とされていたのです。「信仰による義」はイエス様によって100%明らかにされた神様の御心(計画)ですが、その御心イエス様が遣わされる前から変わることはないのです。(参:ローマ1章、ヘブル11章)

神様は「思いつき」で行動される方ではありません。救いの計画についても、「アダムVSキリスト」というような対比で説明ができるような、緻密さ、明快さ、美しさを見出すことができるのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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