デイリーディボーション 10月13日(土)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 10月13日(土)

2018年10月13日(土)

コリント人への手紙 16:5-9
5私は、マケドニヤを通って後、あなたがたのところへ行きます。マケドニヤを通るつもりでいますから。6そして、たぶんあなたがたのところに滞在するでしょう。冬を越すことになるかもしれません。それは、どこに行くとしても、あなたがたに送っていただこうと思うからです。7私は、いま旅の途中に、あなたがたの顔を見たいと思っているのではありません。主がお許しになるなら、あなたがたのところにしばらく滞在したいと願っています。8しかし、五旬節まではエペソに滞在するつもりです。9というのは、働きのための広い門が私のために開かれており、反対者も大ぜいいるからです。

【ポイント】
①再びパウロの働き(使命)を確認する。
パウロの手紙を読むと、彼が単なる「巡回伝道者」ではなく、教会形成者であることが明らかです。つまり、パウロの使命とは、福音伝え、異邦人やユダヤ人を信仰に導くことだけでなく、信仰決心した者がキリスト者の群れを形成していくように教え育てて行くことなのです。今日の箇所からもそのことがよくわかります。パウロにとっては、彼が開拓や教会形成に関わった教会が健全に成長するまで、自分の仕事が終わることはないと考えていたのでしょう。恐らく、パウロは教会が裂したり、消滅したりしてしまったとしたら、自分の命がけの伝道活動もまったく無に帰してしまうと考えていたのかもしれません。いずれにしても、パウロの手紙からはっきり分かる事実は、パウロは伝道活動だけでなく、教会形成に熱心に取り組んでいたということなのです。

②クリスチャン全員が教会形成を使命とする
素晴らしい家庭を形成する決意なしに結婚したり、子どもをもうけたりする人はいません。もちろん、強い決意をもって始めても家庭形成がうまくいかないと感じるときはあることでしょう。しかし、素晴らしい家庭を築くという使命を覚えながら取り組み続けることが大切だということは言うまでもありません。

同じように、神の子どもとしていただいた私たちクリスチャンは、神の家族である教会を形成するという使命が与えられています。教会形成の使命が与えられているのは、パウロは使徒たち、教職者だけでなく、すべてのクリスチャンに与えられているのです。教会のメンバーが集まる時、私たちは信仰によって一つとされているだけでなく、健全な神の家族の形成という使命においても一つとされているのです。神の家族において神様の愛を実践することができていないのに、未信者に愛について語れば、私たちは嘘つき、偽善者になってしまうからです。ですから、サタンは、私たちの口を閉ざすために、争いや不和によって教会に分裂を起こそうと常に攻撃をしかけてくるのです。しかし、その策略に引っかかってはならないのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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