デイリーディボーション 10月8日(火)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 10月8日(火)

2019年10月8日(火)
ピリピ人への手紙 2:22-24 22しかし、テモテのりっぱな働きぶりは、あなたがたの知っているところです。子が父に仕えるようにして、彼は私といっしょに福音に奉仕して来ました。23ですから、私のことがどうなるかがわかりしだい、彼を遣わしたいと望んでいます。24しかし私自身も近いうちに行けることと、主にあって確信しています。
【ポイント】 ①権威や肩書が気になる人は注意 恐らく、パウロが関わっている教会の中には「パウロの言うことは聞くが、他の若造の言うことなど聞けるか!」というような態度のクリスチャンがいたのではないかと思います。実際、テモテへの手紙第一の4章12節でパウロはテモテに次のように教えています。「12年が若いからといって、だれにも軽く見られないようにしなさい。かえって、ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範になりなさい。」パウロは、教会の中に見ることができる、このような残念な現実を知っていましたので、ピリピの教会のメンバーにテモテの忠実な働きぶりを予め伝え、彼らがテモテを主にある同労者として受け入れるように促したのでしょう。
残念ながら、現代の教会においても、特別な権威や肩書があるように見える牧師や伝道者が好きなクリスチャンが少なからず存在するようです。暗黙の了解として博士号、または修士号を持っていることを招聘の条件にしている教会はたくさんあります。執事選挙の時には、当然のように年齢が高い人、社会的な地位や、学歴が高い人を選ぶ教会も少なくないのです。
私たちクリスチャンにとって大切なのは、人の権威でも肩書でもなく、イエス様を主とすることであり、主のみことばに従うことなのです。この世には、権威主義を喜んで受け入れる人、そのような愚かな大衆を私欲のために利用する人が溢れています。パウロの手紙を読めば、この風潮が、すでに初代教会の中に入り込んでいたことが明らかなのです。ですから、現代に生きる私たちも、主のみことばのにみ従うこと、主の福音を正確に伝えること大切にすることが重要なのです。ですから、テモテのように、その努力を続けている牧師、伝道者がいれば、年齢、経験、学歴、経歴などと関係なく、主にあって協力していくのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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