デイリーディボーション 10月9日(水)

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デイリーディボーション 10月9日(水)

2019年10月9日(水)
ピリピ人への手紙 2:25-28 25しかし、私の兄弟、同労者、戦友、またあなたがたの使者として私の窮乏のときに仕えてくれた人エパフロデトは、あなたがたのところに送らねばならないと思っています。26彼は、あなたがたすべてを慕い求めており、また、自分の病気のことがあなたがたに伝わったことを気にしているからです。27ほんとうに、彼は死ぬほどの病気にかかりましたが、神は彼をあわれんでくださいました。彼ばかりでなく私をもあわれんで、私にとって悲しみに悲しみが重なることのないようにしてくださいました。28そこで、私は大急ぎで彼を送ります。あなたがたが彼に再び会って喜び、私も心配が少なくなるためです。
【ポイント】 ①ピリピ教会とパウロのチームワーク ピリピ教会はパウロの「窮乏のときに」エパフロデトを使者として送り出しました。パウロにとってエパフロデトがどれほど大切な存在となったのかは25節の「私の兄弟」「同労者」「戦友」ということばから明らかです。
しかし、ここで私たちが注目すべきは、エパフロデトが個人的にパウロを助けていたのではなく、彼が「ピリピ教会からの使者」としてパウロに仕えていたことであり、パウロもエパフロデトをピリピ教会からの援助として、その働きを感謝のうちに受け入れていたことです。ですから、パウロはエパフロデトのピリピ教会への愛、そして、ピリピ教会のメンバーのエパフロデトへの愛をよく理解していましたから、彼をすぐにでもピリピに送り返したいと考えていたのです。
パウロを「巡回伝道者・エバンジェリスト」と思い込んでいるクリスチャンが多いかと思いますが、決してそうではありません。パウロは、一つの教会で伝道説教をして、また別に教会に招かれていくという巡回伝道とは違い、それぞれの教会に極めて強いコミットメントを持ち、継続的に関り、一つひとつの教会がキリストの健全なからだとして成長していくために、自らを献げていたのです。今日のエパフロデトのエピソードは、パウロと教会の密接な関係、チームワークを知ることができる貴重な箇所なのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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