デイリーディボーション 11月10日(水)

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デイリーディボーション 11月10日(水)

2021年11月10日(水)
マタイの福音書 13:4-6, 18-21 4蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると鳥が来て食べてしまった。5また、別の種が土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した。6しかし、日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。
18ですから、種蒔きのたとえを聞きなさい。19御国のことばを聞いても悟らないと、悪い者が来て、その人の心に蒔かれたものを奪って行きます。道ばたに蒔かれるとは、このような人のことです。20また岩地に蒔かれるとは、みことばを聞くと、すぐに喜んで受け入れる人のことです。21しかし、自分のうちに根がないため、しばらくの間そうするだけで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。
【ポイント】 ①信仰の歩みには困難が伴う イエス様のことばを聞くと、イエス様を愛し、信仰の歩みを続けることには常に困難が伴うことが分かります。「悪い者の誘惑」「困難や迫害」が人をつまずかせるのです。
しかし、絶対に見落としてはならない点は、それは「結婚」「子育て」においても、ほぼ同じことが起きているということです。つまり、誰かを真剣に愛し、仕えて行こうと思えば、その対称がイエス様・天の父であっても、配偶者・子どもであっても、愛する者がいるゆえに起きてくる課題、困難があるということです。つまり、イエス様との愛の関係を深めていく歩みは、決して「特別に霊的」なものではなく、ごく「普通」のことなのです。
ただ、海外に単身赴任した配偶者がいる夫婦の場合、一緒に暮らしている夫婦よりも愛の関係を築き、深めることにより多くの工夫(想像力)、努力(より積極的なコミュニケーション)が必要になります。イエス様との愛の歩みは、このケースに似ていますね。そこで、私たちには「みことば」が与えられているのです。現代ではインターネットによるビデオ電話が当たり前になっていますが、50年もさかのぼれば、海外にいる人のやり取りは、手紙、つまり文字として書かれたことばによる意思疎通でした。私たちクリスチャンは、聖書のみことばを通して、神様をより深く知り、愛の関係を深めていくことができるのです。
ですから、「みことば」をいい加減に聞くということは、離れたところに暮らす配偶者からの手紙を読まずに捨てるようなものなのです。そのような態度では相手との愛を深めるどころか、自分の前に魅力的に思える別の誰かが現れたら、そちらに心が傾いてしまい、ますます心が離れていくという負の連鎖に陥ってしまうかもしれません。残念ながら、イエス様の目からすると、イエス様の愛のことば(メッセージ)対して、不誠実な人が大勢いたのでしょう。
繰り返しになりますが、イエス様との愛の関係を深めることと、愛する人間との愛を深めるプロセスに大きな違いはないのです。そこには常に誘惑や困難が存在するのです。離れたところに暮らす愛する人のからの手紙を繰り返し読み、相手の姿を想像し、愛を深めることができる人がたくさんいるように、私たちもイエス様の愛のメッセージを繰り返し読み、イエス様の姿を想像し、愛を深めることができるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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