デイリーディボーション 11月12日(金)

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デイリーディボーション 11月12日(金)

2021年11月12日(金)
マタイの福音書 13:7-9, 22-23 7また、別の種はいばらの中に落ちたが、いばらが伸びて、ふさいでしまった。8別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。9耳のある者は聞きなさい。」
22また、いばらの中に蒔かれるとは、みことばを聞くが、この世の心づかいと富の惑わしとがみことばをふさぐため、実を結ばない人のことです。23ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。」
【ポイント】 ①「実」とはなにか? 結論から言うと、「実」とは「信仰」であり、さらに具体的に言えば「イエス様との愛の関係」です。
イエス様を信じること(信仰)は、しばしば「結婚」にたとえられています。ただ、「イエス様との結婚」では、今一つ明確なイメージが得られない人がいると思うので、人間同士の結婚で考えてみましょう。今日の「いばらの中に落ちた種」の例は、「みことばを聞くが、この世の心づかいと富の惑わしとがみことばをふさぐため、実を結ばない人」とイエス様が説明しています。この世、富を愛し、仕事を最優先にしている人が良い夫婦関係を築くことができないということは、誰でもが経験的に知っている事実ですね。このような状態では、その結婚が良い実を結んだと考える人はいないことでしょう。イエス様への信仰も同じです。イエス様への愛が最優先になっていない場合は、様々な困難や誘惑があれば、愛の関係を深めることを止めてしまう人がいることでしょう。
残念ながら、クリスチャンの中には「実」が、「自分の感じる幸せ」「ご利益と言う意味での祝福」だと勘違いしている人が多いのです。そうなると、全く別の話になってしまいます。「イエス様のみことば」は「宗教的な戒律」となり、「戒律を守れば、ご利益がもらえる」という、どこにでもある宗教の教えと何も変わらないことになってしまいます。百倍、六十倍、三十倍という表現も、流行りの〇〇PAYの「ポイント付与」みないな雰囲気になってしまいますね。
イエス様との愛の関係が深ければ深いほど、イエス様への信頼が強ければ強いほど、私たちに与えられる「平安」「幸せ」「喜び」は大きくなります。決して、戒律を守った度合い、回数がそれらを決定するのではありません。
非常にシンプルですね!
ライフチャーチ 大谷信道


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