デイリーディボーション 11月19日(金)

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デイリーディボーション 11月19日(金)

2021年11月19日(金)
マタイの福音書 13:31-35 31イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種のようなものです。それを取って、畑に蒔くと、32どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」33イエスは、また別のたとえを話された。「天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。」34イエスは、これらのことをみな、たとえで群衆に話され、たとえを使わずには何もお話しにならなかった。35それは、預言者を通して言われた事が成就するためであった。「わたしはたとえ話をもって口を開き、世の初めから隠されていることどもを物語ろう。」
【ポイント】 ①天の御国としての「からし種」と「パン種」 ここでの「からし種」とは、小さなものが大きなもに変化するものたとえであり、「パン種」とは、少量のものが大きな影響を及ぼすものたとえです。どちらも、数人に語られたイエス様のみことばが、多くの人々に伝えられることによって、神様を愛する者、つまり御国に属する者が爆発的に増やされていくという神様の計画(御心)を比喩的に教えられたわけです。
イエス様一人によって語られた福音が2000年の歴史の中でどれほど多くの人に伝えられ、どれだけ多くの人がイエス様を愛する決心をしたのかを考えれば、このイエス様のみことばが事実であることが分かりますね。当時のイエス様の弟子たちは、イエス様の福音がそれほど爆発的な力を持っていることは理解していなかったことでしょう。ですから、イエス様は彼らに神様のビジョンを共有したのです。
しかし、この神様のビジョンは隠されていたわけではなく、ユダヤ人であればだれでも知っていたものです。創世記12章で神様がアブラハムに語られたことばを思い出してみましょう。
創世記12章1-13節 1主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。2そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。3あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」
イエス様は、この神様の計画を理解していない人々に、改めて「たとえ話」を用いて語られたのです。それは、人々に自分の頭で考えさせるためでした。イエス様のみことばを真剣に聞きたいと思っている人は、創世記12章に明記されている神様の計画について思い出したでしょうし、そうでない人は「わけのわからない話だな。」と気にも留めなかったことでしょう。イエス様は、イエス様に真剣に従う者(愛する者)を求められていました。たとえ話はある意味、福音を委ねるべき人を選定するための「ふるい」のような役割を果たしたのでしょう。
あなたは、どれだけ真剣にイエス様を愛し、イエス様のみことばに耳を傾けていますか?
ライフチャーチ 大谷信道


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