デイリーディボーション 11月23日(土)

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デイリーディボーション 11月23日(土)

2019年11月23日(土)
コロサイ人への手紙  2:6-8 6あなたがたは、このように主キリスト・イエスを受け入れたのですから、彼にあって歩みなさい。7キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、{信仰において|キリストにおいて}あふれるばかり感謝しなさい。 8あのむなしい、だましごとの哲学によってだれのとりこにもならぬよう、注意しなさい。それは人の言い伝えによるもの、この世の幼稚な教えによるものであって、キリストによるものではありません。
【ポイント】 ①キリストに根ざし、建てられる 現代の教会に入り込んでいる異端的(聖書的でない)教え、伝統、習慣などについて触れてきました。コロサイ教会へのメッセージが決して他人事ではないことが分かってきたと思います。たとえ自分が好きな教え、伝統、習慣であったとしても、それが聖書的でない場合には、私たちは謙虚に間違いを認め、考えや行動を新たにすることが大切なのです。
ただ、私たちがなすべきことは「間違い探し」だけではありません。下手をすると、間違い探しはさばき合いに発展する危険性があります。ですから、パウロは7節で「7キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、{信仰において|キリストにおいて}あふれるばかり感謝しなさい。」と教えているのです。異端的な教え、聖書的でない教えから身を守る最良の方法はイエス様を中心とする人生を歩むことです。その具体的な方法は、イエス様のみことばに聞き続けることです。
聖書に見ることができるイスラエル民の問題は、イスラエルの民が律法を守ること、伝統や祭事を守ることばかりに熱心になり、天の父を愛すること忘れてしまったことです。イエス様はルカ15章の「放蕩息子のたとえ」で、この状態を極めて分かりやすく教えているのです。私たちがキリストの愛、天の父の愛に根ざし、愛によって建てられていくことこそ、私たちの信仰の根幹なのです。
教会には、教会の歴史や伝統に興味がある人、教会音楽に興味がある人、キリスト教的な思想、哲学に興味がある人、荘厳な宗教的雰囲気が好きな人、宗教的興奮に興味がある人、教会の温かい交わりに興味がある人、牧師のパワフルなメッセージが好きな人など、様々な興味関心があると思います。しかし、キリスト教会のいかなる事柄も、わたしたち一人一人がキリストの愛に根ざし、建てられていくことが抜け落ちてしまえば私たちの信仰は、パウロが指摘する「あのむなしい、だましごとの哲学」と変わりないものになってしまうのです。
反対に、7節の「7キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、{信仰において|キリストにおいて}あふれるばかり感謝しなさい。」というパウロの命令に忠実に従っていけば、私たちの個人的な信仰も、私たちの教会も神様のみこころにかなった健全なものとなるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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