デイリーディボーション 11月27日(火)

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デイリーディボーション 11月27日(火)

2018年11月27日(火)

コリント人への手紙 第2 6:3-7
3私たちは、この務めがそしられないために、どんなことにも人につまずきを与えないようにと、4あらゆることにおいて、自分を神のしもべとして推薦しているのです。すなわち非常な忍耐と、悩みと、苦しみと、嘆きの中で、5また、むち打たれるときにも、入獄にも、暴動にも、労役にも、徹夜にも、断食にも、6また、純潔と知識と、寛容と親切と、聖霊と偽りのない愛と、7真理のことばと神の力とにより、また、左右の手に持っている義の武器により、8また、ほめられたり、そしられたり、悪評を受けたり、好評を博したりすることによって、自分を神のしもべとして推薦しているのです。私たちは人をだます者のように見えても、真実であり、

【ポイント】
①キリストの福音の真理から離れない
コリント教会の中にはパウロの「使徒」としての権威否定する人たちがいました。パウロはそのような人たちについて10章2節では「私たちを肉に従って歩んでいるかのように考える人々」、12節では「自己推薦をしているような人たち」、また11章4節では「私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝え」、13節では「こういう者たちは、にせ使徒であり、人を欺く働き人であって、キリストの使徒に変装しているのです」と説明しています。そのような人々に惑わされ、コリント教会の中にはパウロの使徒としての権威に疑問を持つようになってしまった人々がでてきてしまったのです。

残念ながら、パウロの時代から現代に至るまで同じような現象が繰り返し起きています。この問題の最大の原因は自分の栄光、権威、利益などを手にするという自己実現ためにキリスト教の信仰、教会を利用する「新興宗教の教祖」または「起業家」のような牧師達の存在でしょう。

第二の最大の原因は、信徒が間違った目的で生きている牧師達に心酔してしまうことです。信徒が聖書のみこばを通してキリストとの関係を深めることから離れ、目に見えるカリスマ性のある牧師やリーダー達の人間性や、その確信に満ちた言葉に感動したり、盲信したりしてしまうことです。そのような集まりでは、「このみことばに励まされた!」ではな「◯◯先生はこのように教えておられた!」などと、神様のみことばではなく、人の教えが分かち合われるようになってしまうのです。

神様の真理は決して耳触りのよいものばかりではありません。神様から真理を語るために遣わされた預言者についてイエス様はマタイ5章で「11わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。12喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々はそのように迫害したのです。」と教えられています。また、使徒の働き7章52節では殉教直前のステパノも「あなたがたの父祖たちが迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか」と語っています。

パウロも同じように、彼がキリストの真理を語るがゆえに、多くの人から嫌われ、迫害を受け、使徒であることを疑われているのです。そこで、パウロは丁寧に、謙虚に、自分自身がキリストに従順に歩んでいることを繰り返し説明し、しかし、人々の肉の思いに迎合することなく、真理を語り続けているのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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