デイリーディボーション 11月30日(土)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 11月30日(土)

コロサイ人への手紙  3:1-4 1こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこにはキリストが、神の右に座を占めておられます。2あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。3あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。4私たちのいのちであるキリストが現われると、そのときあなたがたも、キリストとともに、栄光のうちに現われます。
【ポイント】 ①「宗教」のイメージを捨てる その2 この世には「宗教」が好きな人がたくさんいます。冷静に見れば詐欺的であることが明らかなカルト的な宗教に多くの人がのめりこんでいく理由はそこにあります。「カリスマ的な教祖(偶像礼拝)」「神秘体験(肉的快感)」「戒律の順守(明確な行動設定)」「明確な階層分け(競争)」「個人的な祝福(ご利益)」などが、人間の肉的な欲求を満足させてくれるからです。
人間の欲望(罪の性質)は大変にパワフルなものですから、キリスト教(聖書)の純粋な信仰をこの世的な「宗教」に変えたいと思う牧師、信徒がいたとしても不思議ではないのです。キリスト教の歴史を見ても、聖職者も信徒もこの欲望に負けてしまった結果として教会が腐敗したり、カルト化しまった事例がたくさんあると思います。ですから、パウロの「あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。」という命令は、すべてのクリスチャンにとって極めて大切なものなのです。
②常にキリストの臨在をイメージする 私たちの信仰が、先に述べたような「宗教」に陥ることを防ぐ方法は簡単です。それは、今日の聖書個所に見ることができる「キリストの臨在」という霊的な現実を常に意識し、イメージすることです。礼拝の時に自分の目の前にキリストが立っておられる姿(臨在)を確信していれば、大きな声を出したり、からだを激しく動かしたり、異言を用いたり、不自然なことばで祈ったりする必要など感じないはずです。キリストがともにいてくださるという霊的な現実を信じていれば、自分を高めるための難行苦行や特別な知識など不必要であることが分かるはずです。キリストの臨在を信じていれば、霊的な雰囲気を演出するための荘厳な建物、儀式、音楽、照明なども一切必要ないことに気が付くはずです。
私たちは、主の臨在の約束を信じ、主の臨在を現実の出来事(霊的な真実)として信じ続けることが求められているのです。これこそが、私たちの取り組むべき信仰的な課題の一つなのです。
ヨハネ4章23節 「23しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。」 マタイ18章20節 「20ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」 マタイ 28章20節 「また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 ヨハネ14章16節 「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」
ライフチャーチ 大谷信道


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