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2020年11月7日(土)
ヤコブの手紙 3:16-18 16ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。17しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。18義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。
【ポイント】 ①「ねたみや敵対心」に支配されていないか? 日本の国会中継やアメリカの大統領選挙などを見ていて、心から残念に思うことは、そこに「ねたみや敵対心」が満ちていることです。政敵を攻撃すれば支持者から強いリーダーであると喜ばれるからでしょうか。もちろん、自分の信念からすると相手に対して腹立たしいことが沢山あることでしょう。しかし、相手をバカにしたり、侮辱するような態度での議論は、たとえ議論の内容自体が筋の通ったものであったとしても、それを見ている国民の倫理観、道徳観に悪影響を及ぼすことを政治家たちは忘れているようです。
これは、教会においても、家庭においても全く同じです。イエス様の十字架によって神様と和解させていただいた私たちクリスチャンは、自分の心の中にある「ねたみや敵対心」を捨て去ることに、文字通り命を懸けて取り組むべきなのです。そうでなければ、イエス様が私たちのために犠牲にしてくださった命が全く無駄になってしまうからです。
私たちクリスチャンは、この世の政治家が失敗している、この世に対して、また家族に対しての「模範」となり「証し」を立てていくことが求められています。その具体的なすがたは17-18節に記されている通りです。私たちクリスチャンが、わざわざこの世のリーダーの失敗を真似する必要はありません。イエス様の生き様にも見ることができる、「純真」「平和「寛容「温順」「あわれみ」「良い実」「えこひいきがなく」「見せかけのないもの」を求めていく必要があるのです。
ライフチャーチ 大谷信道