デイリーディボーション 11月8日(水)

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デイリーディボーション 11月8日(水)

2017年11月8日(水)

【通読】
マタイの福音書 25:1-13
1そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。2そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。3愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。4賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。5花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。6ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ』と叫ぶ声がした。7娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。8ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』9しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』10そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。11そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。あけてください』と言った。12しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません』と言った。13だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

【ポイント】
①賢い花嫁になる
今日の箇所では「花婿が来るのが遅れる」という出来事が記されています。イエス様は人々が思っているよりも遅いタイミングで再臨を行われることを予告していたのです。現代の多くのクリスチャンも再臨自体は信じていますが、再臨が今日、または明日起こるのではないかと考え、その準備をしている人はほとんどいないことでしょう。そのような意味で、今日の箇所は私たちにとって極めて重要なメッセージであるといえます。つまり、イエス様は、再臨がまだだろうと感じていても、「愚かな娘たち」のようにその準備を怠ってはならないと警告されたのです。

②花嫁の喜びを知る
先日も学んだように、私たちクリスチャンの歩みは、イエス様とお会いするための準備を整え続ける歩みです。そして、私たちクリスチャンにとっての本当の幸せ、本当の祝福、本当の喜びは、本当の慰め、この地上においてではなく、花婿であるイエス様と直接お会いする時に体験できる事を覚えておきましょう。つまり、私たちクリスチャンの歩みの中の喜びの頂点は地上での成功や達成感にあるのではなく、イエス様とお会いする所にあるということです。もちろん、進学、就職、結婚、出産など、地上での歩みの中に大きな祝福や幸せを覚える時はあります。それは、私たちの人生にとってとても重要な節目ともなるでしょう。

しかし、私たちは更なる大きな喜びの瞬間が待っていることを決して忘れてはなりません。それは、イエス様とお会いする瞬間です。こどもたちが誕生日やクリスマス(プレゼント)を何ヶ月も前から心待ちにしているように、私たちのイエス様とお会いする瞬間を心待ちにするのです。そのような視点から新約聖書を読み直すと、福音書の著者、手紙の著者の全員が、イエス様とお会いする瞬間を楽しみに、そこに希望を置いて生きていることに気がつくはずです。聖書の教える「希望」は現世利益についての希望ではなく、イエス様とお会いすることへの希望であることを知りましょう。

聖書の一番最後の最後の節を見てみましょう。「20これらのことをあかしする方がこう言われる。『しかり。わたしはすぐに来る。』アーメン。主イエスよ、来てください。21主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン。」(ヨハネの黙示録22章)

ライフチャーチ
大谷信道


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