デイリーディボーション 12月21日(月)

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デイリーディボーション 12月21日(月)

2020年12月21日(月)
ペテロの手紙第一 2:11 11愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。
【ポイント】 ①私たちはこの世では「寄留者」 私たちクリスチャンは神の国の国民であり、地上においてはどの国、どの地域に住もうとも「旅人であり寄留者」なのです。留学や海外駐在などの経験をする人は、日本以外の国で「外国人」として生活しすることになります。しかし、興味深いことに、外国での長期滞在で外国での生活に慣れてしまった人は、日本に帰ってきた時に、日本の生活に違和感を覚え、自分があたかも「外国人」であるかのようなか感覚に陥ることがあります。しかし、ペテロの「旅人であり寄留者であるあなたがた」ということばから、私たちクリスチャンは、イエス様を信じた時から、地上のどこにいても、外国人として生きて行くことになるということが分かります。
ですから、アメリカでよく聞く「God, bless America・神よアメリカを祝福したまえ」と言うような表現は、アメリカに住む人々の救いのための願い、または、アメリカに住むクリスチャンが与えられた使命を全うするための備えのための祈りであれば聖書的な願いであると思いますが、地上の国家としての繁栄を願う祈りであるとすると、クリスチャンが地上では「旅人・寄留者」という聖書の教えと矛盾するものになると思います。
様々な国でナショナリズム「自国主義、国粋主義、民族主義」が起こりつつあります。しかし、私たちクリスチャンは、聖書の時代のクリスチャンたちが地上では「旅人・寄留者」として生き続け、自分が本当に属している天の御国を待ち望んでいた事実を忘れてはならないのです。
ピリピ人への手紙 3:20 20 けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
ライフチャーチ 大谷信道


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