デイリーディボーション 12月4日(火)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 12月4日(火)

2018年12月4日(火)
コリント人への手紙 第2 7:2-4 2私たちに対して心を開いてください。私たちは、だれにも不正をしたことがなく、だれをもそこなったことがなく、だれからも利をむさぼったことがありません。3責めるためにこう言うのではありません。前にも言ったように、あなたがたは、私たちとともに死に、ともに生きるために、私たちの心のうちにあるのです。4私のあなたがたに対する信頼は大きいのであって、私はあなたがたを大いに誇りとしています。私は慰めに満たされ、どんな苦しみの中にあっても喜びに満ちあふれています。
【ポイント】 ①パウロの牧会者としての働き パウロは「巡回伝道者」ではありません。今日の箇所からも、パウロがコリント教会のメンバーと親密な関係を築くことによって、コリント教会の教会形成に深く関わっていることが分かります。さらに、これまでの学びからも、その関係作りがうまく行っていないことも分かります。今日の「私たちに対して心を開いてください。」(2節)というパウロの呼びかけからもわかるように、パウロは自分の使徒としての権威を疑われたり、批判を受けたりしながらも、コリント教会に対する責任を放棄するどころが、ますます熱心に働きかけを続けているのです。
さらに、3節の「責めるためにこう言うのではありません。」ということばからは、パウロがコリント教会の問題を引き起こしている犯人を探すという方法で問題の解決を目指しているのではないことが分かります。パウロはコリント教会のメンバー全員が問題の当事者として、キリストの御前で誠実に歩み、キリストの御前でキリストが喜ばれる行動を選び取ることを求めているのです。そして、4節の「私のあなたがたに対する信頼は大きい」ということばから、パウロがコリント教会のメンバーがそれを成し遂げることができると信じていることも分かります。
パウロは支配的なリーダでも、上から目線で正論だけ語るリーダでもなく、コリント教会のメンバーに仕えるような姿勢で彼らを導き続けているのです。これは、いうまでもなく、イエス様に倣う者としての歩みであり、すべての教会、家庭でのリーダーが倣うべき姿なのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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