デイリーディボーション 12月6日(木)

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デイリーディボーション 12月6日(木)

2018年12月6日(木)
コリント人への手紙 第2 7:8-9 8あの手紙によってあなたがたを悲しませたけれども、私はそれを悔いていません。あの手紙がしばらくの間であったにしろあなたがたを悲しませたのを見て、悔いたけれども、9今は喜んでいます。あなたがたが悲しんだからではなく、あなたがたが悲しんで悔い改めたからです。あなたがたは神のみこころに添って悲しんだので、私たちのために何の害も受けなかったのです。
【ポイント】 ①指導者の思いを理解する ーその2ー 「相手と真剣に向き合う」誰でもがその大切さを知っていますが、実践となると大変ですね。昨日も確認しましたが、特に、相手の問題点、課題を指摘する必要があるときには悩みます。しばらく様子を見るべきなのか、話したとしても相手がどこまで受け入れられるのかなど、管理職、指導的な立場にある人は常に悩み、胃の痛い思いをしていることでしょう。特に私たちクリスチャンは、そのすべてを愛と真実をもって行うことが求められていますから悩むのです。
私たちはパウロの手紙を聖書とし、神のことばであると信じています。しかし、パウロは自動筆記マシーンとして、自分の意思とは関係ないことがらを筆記したわけではありません。パウロは聖霊の導きの中にありながら、自分の頭で考え、悩み、不安や恐れを感じ、驚くべきほどの繊細さと配慮をもって、自分愛する各地の教会に手紙を書き送ったのです。恐らく、パウロは自分の勝手な思いからではなく、キリストの御心と愛に沿って考え、悩みながら、キリストの代弁者として歩んでいるという確信があったので、神様が必ず各地の教会を守り、導いてくださると信じていたのでしょう。
繰り返しになりますが、パウロを歴史上の偉人、使徒として私たちとは別の生き物として見るのではなく、私たちと同じ弱さを持ち、私たちと同じ悩みや不安を覚えながら歩んでいた一人の人間として、その喜び、幸せ、悲しみ、痛み、苦しみを共有しようではありませんか。特に、関わった一つ一つの教会を愛し、心から教会の健全な成長を願っていた彼の思いを、私たちも共有し、受け継いで行こうではありませんか。
ライフチャーチ 大谷信道


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