デイリーディボーション 12月6日(金)

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デイリーディボーション 12月6日(金)

2019年12月6日(金)
コロサイ人への手紙  3:15 15キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。
【ポイント】 ①キリストの平和に支配される 私たちがキリストを主とあがめ、その御心に沿った歩みをするときに、私たちの心には平和(平安)が与えられます。これは、人が考え出した教えではなく、キリストの約束です。私たちは、この約束を信じ、キリストにある心の平和を味わっているでしょうか。
まず、私たちが自分に問いかけるべき質問は「私は心に平和(平安)を持っているか?」という質問です。自分の心に不安、恐れ、怒り、苛立ちなどがあるかないかを確認するだけですから簡単ですね。どうでしょうか? 次の質問は「どのようにしたら不安を取り除くことができると思いますか?」というものです。どうでしょうか?
多くの人は、不安、恐れ、怒り、苛立ちの原因が取り除かれれば、心に平安が与えられると思い込んでいることでしょう。クリスチャンも例外ではないかもしれません。しかし、実はこの「思い込み(既成概念)」が問題なのです。なぜなら、イエス様はマタイ6章でこのように教えられているからです。「31そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。32こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。33だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」さらに、ヨハネ16章では「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」と語られています。つまり、心の平和の有無を決定づけるのは、不安、恐れ、その原因となっている患難ではなく、イエス様への信仰(信頼)だということです。
あなたは、心に平安を得たいと思うときに、不安、恐れ、怒り、苛立ちなどの原因を取り去ってくれるように祈っているだけになってはいないでしょうか。もちろん、それはあなたの正直な思いですから、その思いを神様の伝えることは決して悪いことではありません。しかし、その祈りに対する神様の答えをちゃんと聞いているでしょうか。自分の思い通りになることだけを待ち続けていることはないでしょうか。その答えとは、先のイエス様の教えであり、今日のパウロのことばなのです。つまり、「私を信頼しなさい。私を主としなさい。そうすれば目の前の現実(患難)が変わらなくても、あなたの心の中に平安が与えられます。」というメッセージです。
心に平安を覚えることができない原因を一つずつ潰していこうとしたら、その作業は一生終わることがないことに気が付きましょう。なぜなら、イエス様が教えられているように、世にあっては常に患難があるからです。一つ問題が解決したと思ったら、すぐ次の問題が起きるのがこの世の常です。ですから、イエス様は心に平和(平安)を覚える唯一の方法は、すべての支配者であるイエス様を信頼することだと教えられているのです。ここに、私たちの日々の闘いがあるのです。つまり、どのような患難が襲い掛かってきても、それに心を支配させず、イエス様だけを信頼し、イエス様に心を支配していただくという闘いです。
ライフチャーチ 大谷信道


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