デイリーディボーション 12月7日(木)

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デイリーディボーション 12月7日(木)

2017年12月7日(木)

【通読】
マタイの福音書 27:55-56
55そこには、遠くからながめている女たちがたくさんいた。イエスに仕えてガリラヤからついて来た女たちであった。56その中に、マグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、ゼベダイの子らの母がいた。

【ポイント】
①たくさんの女性たち
この女性たちは、イエス様の十字架の一部始終を見ていた直接の目撃者であり、空の墓の最初の発見者でもあります。他の男性の弟子たちはみな逃げてしまったので、イエス様の十字架を直接見ていない可能性が高いのです。ただ、ヨハネの福音書19章26節には「26イエスは、母と、そばに立っている愛する弟子とを見て、母に『女の方。そこに、あなたの息子がいます』と言われた。」とあります。「愛する弟子」とはヨハネ自身であると考えられるので、使徒ヨハネは直接の目撃者であったと考えられます。

神様は、これらの女性たち(ヨハネ)を御子イエス様の十字架での苦しみ、そして死、埋葬、復活の目撃者、証人として用いられたのです。しかし、神様が用いられたとは後から分かったことであって、その場にいた女性たちは、ユダヤ人指導者からの迫害、逮捕の恐怖と戦いながら、しかし大好きなイエス様の最期を見届けたいという思いから、逃げるのではなく、イエス様の十字架の目撃者となることを選んだのです。それも、一人や二人ではなく「たくさん」の女性がそこにいたのです。

男性だから、女性だからという話ではなく、誰がイエス様に対する、より純粋な信仰、愛を持っていたのかということを見ることができるのではないでしょうか。

ライフチャーチ
大谷信道


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