デイリーディボーション 12月8日(土)

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デイリーディボーション 12月8日(土)

2018年12月8日(土)
コリント人への手紙 第2 7:14-16 14私はテトスに、あなたがたのことを少しばかり誇りましたが、そのことで恥をかかずに済みました。というのは、私たちがあなたがたに語ったことがすべて真実であったように、テトスに対して誇ったことも真実となったからです。15彼は、あなたがたがみなよく言うことを聞き、恐れおののいて、自分を迎えてくれたことを思い出して、あなたがたへの愛情をますます深めています。16私は、あなたがたに全幅の信頼を寄せることができるのを喜んでいます。
【ポイント】 ①指導者の思いを理解する ーその3- 今日の箇所からパウロの正直さを知ることができます。恐らくパウロはテトスに対し、自分のコリント教会に対する関わり方やコリント教会の教会形成の進捗度合いについて、少し誇張して語ってしまったという思いがあったのでしょう。そこには先輩としての「見栄」「プライド」があったのでしょう。しかし、パウロの心の隅には、テトスから「パウロさん何やってるんですか。コリント教会は全然だめじゃないですか!」と言われてしまうかもしれないという心配もあったのです。大使徒でありながら、自分の弱さ、肉的な部分を隠さないパウロの姿に、彼の純粋さ、誠実さを見ることができるのではないでしょうか。
とはいえ、パウロがテトスに語ったコリント教会の様子は決して「見栄」や「プライド」だけによるものではなかったことも明らかです。コリント教会の中には様々な問題が山積していましたが、パウロはその中でキリストの御心に忠実に歩んでいる人々もいたのです。パウロはそのようなメンバーを信頼し「彼らだったら必ずコリント教会を健全な教会とすることができる!」という信頼を寄せていたのです。そして、パウロはテトスからの報告を聞き、パウロのコリント教会のメンバーに対する信頼が間違いではなかったことを確認し、さらに信頼を深めているのです(16節)。
先日も学びましたが、私は、パウロも私たちと同じ一人の人間であるという視点から、同じ一人のクリスチャンであるという理解から彼の手紙を読むときに、私たちはより現実的な理解を深め、適切に現代の教会に適用することができることを覚えておきましょう。
ライフチャーチ 大谷信道


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