デイリーディボーション 2月1日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 2月1日(金)

2019年2月1日(金)
コリント人への手紙第2 13:10 そういうわけで、離れていてこれらのことを書いているのは、私が行ったとき、主が私に授けてくださった権威を用いて、きびしい処置をとることのないようにするためです。この権威が与えられたのは築き上げるためであって、倒すためではないのです。
【ポイント】 ①すべてはキリストのからだを「築き上げるため」 キリスト教(イエス・キリストの福音)は「クリスチャン」によってではなく「教会」によって受け継がれ、今日まで伝え続けられてきました。ということは、教会が衰退すると、福音宣教の働きも衰退してしまうということです。この現象は、キリスト教に限ったことではありません。どのような宗教であっても、集会を解散すれば、その団体は消滅し、その信仰体系も消滅してしまうのです。集会が存在せず、個人的な信仰の継承のみによって存続し続けている宗教などあるでしょうか。たとえあったとしても、その教えはこの世になんの影響も与えていないことになります。
使徒の働き5章に記されているユダヤ教の教師ガマリエルの演説を聞いてみましょう。「35イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。36というのは、先ごろチゥダが立ち上がって、自分を何か偉い者のように言い、彼に従った男の数が四百人ほどありましたが、結局、彼は殺され、従った者はみな散らされて、あとかたもなくなりました。37その後、人口調査のとき、ガリラヤ人ユダが立ち上がり、民衆をそそのかして反乱を起こしましたが、自分は滅び、従った者たちもみな散らされてしまいました。38そこで今、あなたがたに申したいのです。あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人から出たものならば、自滅してしまうでしょう。39しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」 このように「散らされる」ことは、消滅を意味するのです。
ですから、私たちクリスチャンが、教会が築き上げられること以外にどれほど熱心に取り組んだとしても、その働きが教会の数が増やされること、教会の一致が強められることに貢献しなければ、その熱心さはむなしいものになってしまうことを知る必要があります。
今日の箇所からも、パウロが何に力を注いでいたのかを見ることができます。それは「築き上げ」「建て上げ」です。あなたは、自分の信仰の歩みが「築き上げ」「建て上げ」であるという意識を持っていますか?この視点を失うときに、私たちの信仰は個人主義的なものになり、教会は衰退し、福音宣教の働きも消滅に向かってしまうのです。
ライフチャーチ 大谷信道


side_worship side_info