デイリーディボーション 2月12日(火)

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デイリーディボーション 2月12日(火)

2019年2月12日(火)
ガラテヤ人への手紙 2:6-8 6そして、おもだった者と見られていた人たちからは、――彼らがどれほどの人たちであるにしても、私には問題ではありません。神は人を分け隔てなさいません――そのおもだった人たちは、私に対して、何もつけ加えることをしませんでした。7それどころか、ペテロが割礼を受けた者への福音をゆだねられているように、私が割礼を受けない者への福音をゆだねられていることを理解してくれました。8ペテロにみわざをなして、割礼を受けた者への使徒となさった方が、私にもみわざをなして、異邦人への使徒としてくださったのです。
【ポイント】 ①パウロに委ねられた使命 マルコ16章15節でイエス様は弟子たちにこのような命令を与えられています。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」今日の箇所、また実際の使徒たちの働きを見てみると、このイエス様の命令に最も忠実に従っているのはパウロであることが分かります。おそらく、パウロのにもその自負があったのでしょう。1コリント15章ではこのように告白しています。「9私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。10ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」
しかし、パウロは最初の12弟子の一人でなかったという理由で、使徒職を疑われることがあったのです。クリスチャンの中にも使徒たちの格付けや序列を決めたり、ヒーロー的な存在を求めたりする人たちがいたということです。この傾向は現代でも変わることがありません。しかし、この感覚が教会の腐敗の温床になってしまうことを知っていることはとても大切なのだと思います。
この点についてパウロは極めてはっきりとした確信を持っていました。「――彼らがどれほどの人たちであるにしても、私には問題ではありません。神は人を分け隔てなさいません――」パウロは自分が偉いとも、他の使徒よりも劣っているとも考えていませんでした。彼にとって大切だったのは、恵みとして与えられた使命を全うすることだったのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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