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2021年2月13日(土)
ペテロの手紙第二 3:8-11 12そのようにして、神の日の来るのを待ち望み、その日の来るのを早めなければなりません。その日が来れば、そのために、天は燃えてくずれ、天の万象は焼け溶けてしまいます。13しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます。
【ポイント】 ①神の日を待ち望む 12節の「その日の来るのを早めなければなりません。」という表現は、文脈と聖書全体から考えるときに、私たちの努力で神の日(キリストの再臨)を早めることができるということを教えているのでは決してないことが分かります。使徒の働き1章には復活のイエス様と使徒たちの次のような会話が記録されています。「 6そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。『主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。』 7イエスは言われた。『いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。』
ペテロは今日の個所で12節で「神の日の来るのを待ち望み」と語り、13節でも「私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます」、14節でも「このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから」と教えています。つまり、私たちが神様から求められているのは、神の日(キリストの再臨)の約束を信じ、「待ち望む」ことなのです。
神様は一人でも多くの人が救われることを忍耐強く待っておられるので、私たちが家族や友人にキリストの福音を宣べ伝えることによって、キリストの再臨が早められる可能性があることも確かです。そして、主の再臨に希望を置いている私たちが、一日でも早く主が来られることを望んでいることも事実です。しかし、主の再臨が明日であろうと、100年後であろうと、私たちの信仰の歩みは変わることはありません。主の約束を信じ、忍耐強く希望を持ち続けることです。
ライフチャーチ 大谷信道