デイリーディボーション 2月14日(木)

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デイリーディボーション 2月14日(木)

2019年2月14日(木)
ガラテヤ人への手紙 2:11-13 11ところが、ケパがアンテオケに来たとき、彼に非難すべきことがあったので、私は面と向かって抗議しました。12なぜなら、彼は、ある人々がヤコブのところから来る前は異邦人といっしょに食事をしていたのに、その人々が来ると、割礼派の人々を恐れて、だんだんと異邦人から身を引き、離れて行ったからです。13そして、ほかのユダヤ人たちも、彼といっしょに本心を偽った行動をとり、バルナバまでもその偽りの行動に引き込まれてしまいました。
【ポイント】 ①再びパウロの役割を確認する 先週、復活後のイエス様がパウロを使徒として召された理由、その証拠について学びましたが、今日の箇所からもそれがよく分かります。パウロは徹底的に律法を守ろうとした体験から、人間は誰一人として自分の努力で律法を全うすることができないという確信を持っていました。さらに、イエス様からの直接の啓示を受け、イスラエルの民に与えられた律法の中のどの律法がクリスチャンにも向けられているのかを正しく理解していました。
ペテロはどうでしょうか。ペンテコステの日に聖霊が与えられ、それ以前とは全く別人かと思えるような働きをしていたペテロですが、この時点においては、イエス様の福音とモーセの律法の整合性について十分に理解できていなかったことが推察できます。または、ペテロ自身は理解していたけれども、エルサレム教会の「割礼派」の人々(イエス様の福音の理解が不十分なまま主要メンバーになってしまった人々)をつまずかせないように気を遣っているようにも見えます。いずれにしても、ペテロはイエス様の御心から離れ、割礼派の人々が「罪」としている「異邦人との食事」から身を引いてしまったのです。
もし、パウロがいなかったらペテロたちが割礼派の人々に押し切られ、イエス様の福音は捻じ曲げられ、キリスト教がユダヤ教に先祖返りしてしまった可能性があるのです(もちろん、神様は御心を必ず実現される方なので、そのような事態に陥ることはないのですが)。ここにもパウロが召された理由を見ることができますね。
ライフチャーチ 大谷信道


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