デイリーディボーション 2月2日(土)

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デイリーディボーション 2月2日(土)

2019年2月2日(土)
コリント人への手紙第2 13:11-13 11終わりに、兄弟たち。喜びなさい。完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。12聖なる口づけをもって、互いにあいさつをかわしなさい。すべての聖徒たちが、あなたがたによろしくと言っています。13主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。
【ポイント】 ①パウロの祈り 11節の「完全な者になりなさい」という命令の意味は何でしょうか。木曜日に学びましたね。私たちは、イエス・キリストを信じる信仰によって、罪が赦され、神様の前に正しい者(義)とされました。つまり、霊的な意味では、キリストへの信仰ゆえに「完全な状態」と認められているわけです。
しかし、私たちが地上で肉体をもって歩んでいる間は、依然として「肉」の性質を持ち、完全な状態であり続けることは不可能です。しかし、だからといって「完全」であることを諦めたわけではありません。自分が完全からほど遠い状態であることを知りながら、しかし依然として自分を神様の前で聖い者としてくださったイエス様のために、完全を目指すのです。
つまり、大切なことは「完全な状態であること」ではなく「完全を目指プロセス」なのです。自分の不完全さを認めながら、贖い主であるイエス様を信頼し続け、完全を目指しながら少しずつ成熟していくことが大切なのです。その具体的な姿が今日の箇所にまとめられているのです。
今日の箇所から分かる、更に重要なポイントは、「完全さ」「成熟」は、自分ひとりでの鍛錬によって得られるものではなく、「一つ心になること」「平和を保つこと」、つまり主にある兄弟姉妹との愛の関係の中で実を結ぶものだということです。私たちのキリスト者としての完全さ、成熟度のバロメーターは兄弟姉妹と交わり、関係の健全さだということです。
どれだけクリスチャン歴が長くても、どれほど聖書の知識が豊富でも、神学校で優秀な成績を残そうが、神学博士号を取得しようが、兄弟姉妹との愛の実が結んでいなければ、そのような人は決して成熟したクリスチャンとは言えないのです。反対に、クリスチャンになったばかりだとしても、イエス様の戒めに忠実に従い、兄弟姉妹を愛することに熱心に取り組む人は、確実に「完全」「成熟」への道を進んでいることになるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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