デイリーディボーション 2月25日(火)

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デイリーディボーション 2月25日(火)

2020年2月25日(火)
テサロニケ人への手紙 第二 3:6 6兄弟たちよ。主イエス・キリストの御名によって命じます。締まりのない歩み方をして私たちから受けた言い伝えに従わないでいる、すべての兄弟たちから離れていなさい。
【ポイント】 ①全員が成長できるために テサロニケの教会には「主の再臨が近いのだから仕事を頑張っても意味がない」と考える信徒がいたようです。後の節からも、収入がない彼らは、別の教会員から食事を提供してもらっていたと、そして、時間を持て余している彼らは余計なことをし(おせっかいばかりし)、健全な教会形成を阻害していたと推測することができます。パウロはそのような人々と距離を置くように勧めていますが、15節の「しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。」ということばから、これは「交わり禁止」の命令ではなく、相互愛の実践としての戒めであることが分かります。
さらに、1テサロニケ4:11にも、キリストの再臨を曲解し仕事をしなくなってしまった信徒の問題について触れられているので、この信徒たちは教会のリーダーから何度も注意を受けながら、生活を改めようとしなかったことが伺えます。パウロはそのような状況を踏まえ、最初の手紙よりもさらに厳しいメッセージを送ったのでしょう。
しかし、勘違いしてはならないことは、先に触れた15節の「しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。」というパウロのことばにあるように、パウロが勧めているのは「交わりの禁止」ではなく、反対に問題のある信徒と忍耐強くかかわり続けることだということです。なぜなら私たちの信仰の歩み、教会形成の目標は「それは、あなたがたが、心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。」(ローマ15:6)だからです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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