デイリーディボーション 2月27日(木)

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デイリーディボーション 2月27日(木)

2020年2月27日(木)
テサロニケ人への手紙 第二 3:11-12 11ところが、あなたがたの中には、何も仕事をせず、おせっかいばかりして、締まりのない歩み方をしている人たちがあると聞いています。12こういう人たちには、主イエス・キリストによって、命じ、また勧めます。静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。
【ポイント】 ①「互いに与え合う」という御心を実践する 様々な兆候が見られるとしながらも、パウロはイエス様の再臨が近いと信じていました。同じように、テサロニケのクリスチャンの中には、パウロの再臨が近いという教えを素直に受け、仕事を辞めるという選択をした人々がいました。私たちは、彼らを単なる「怠惰な人間」と決めつけてはなりません。彼らはイエス様の再臨を真剣に受け取った「信仰熱心な者」だったのです。
問題は、「信仰熱心」から「知恵」、つまり「神様の前で何が本当に正しいのか」「神様が本当に喜ばれる生き方は何か」という問いかけと、聖書的な答えの追及が足らなかったことにあります。そこでパウロは、たとえイエス様の再臨が間近であったとしても、その日まで「静かに仕事をし、自分で得たパンを食べる」という生き方が、神様の前で正しく、神様を喜ばせる生き方であると教えたのです。働かないで食べているということは、誰かに経済的な負担をかけていることになります。主のために喜んで負担を負っている人がいたと思われますが、働くことができる健康なからだがあるのであれば、「受けるだけの生き方」ではなく、仕事をすることによって「互いに与え合う生き方」が神様の御心であるとパウロが考えたのでしょう。「与える生き方」が神様の御心であることは、使徒の働き21章のパウロのことばにも見ることができます。
「33私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。34あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。35このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
ライフチャーチ 大谷 信道


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