デイリーディボーション 2月28日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 2月28日(金)

2020年2月28日(金)
テサロニケ人への手紙 第二 3:13-15 13しかしあなたがたは、たゆむことなく善を行ないなさい。兄弟たちよ。14もし、この手紙に書いた私たちの指示に従わない者があれば、そのような人には、特に注意を払い、交際しないようにしなさい。彼が恥じ入るようになるためです。15しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。
【ポイント】 ①「戒め」の目的を知る テサロニケの教会で「何も仕事をせず、おせっかいばかりして、締まりのない歩み方をしている」人がいるという問題が解決しなかった理由は何でしょうか。それは、教会の指導的な立場にある人たちが、問題のある人々に対してはっきりと注意することによって相手がつまずくのではないか、怒らせるのではないか、へそを曲げられるのではないかと言う不安を持っていたために、彼らに直言できなかったためであると推察できます。そのような状況があったのでパウロは「しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。」という命令を下しているのでしょう。
さらに、パウロが第三者として「しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。」という命令を与えることによって、教会全体、そして戒めを受ける人に、その戒めが個人的なものではなく、教会全体が兄弟姉妹として主にあって一致を保っていくために必要な措置であることを、戒めを与えることが教会のリーダーの責任であることを理解させる狙いがあったのではないかとも推察できます。パウロの励ましのことばは戒める者に勇気を与え、戒められる者に素直な心を与えたのでしょう。
パウロの願いは「犯人探し」「断罪」ではなく、教会に集う者が主にある兄弟姉妹として愛の関係を深めていくことであって、問題のある人を排除していくことではないのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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