デイリーディボーション 2月3日(水)

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デイリーディボーション 2月3日(水)

2021年2月3日(水)
ペテロの手紙第二 2:1-2 1しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現われるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。2そして、多くの者が彼らの好色にならい、そのために真理の道がそしりを受けるのです。
【ポイント】 ①本当の問題は「偽教師」ではない。 教会の中に偽教師が入り込み、間違った福音が教えられることは極めて大きな問題です。しかし、本当の問題は「偽教師」にだけあるわけではありません。教会のメンバーが偽教師にだまされてしまうこと、教会に異端的な教えが定着してしまうことが問題なのです。
日本においては、過去100年間、ほぼすべての人が文字を読むことができるようになっています。聖書に関して言えば、1955年に口語訳聖書が出版され、それ以前の文語体とはちがい、普通の会話で使われている文体で聖書を読むことができるようになりました。ですから、過去65年間はほぼすべてのクリスチャンが自分で聖書が読める状態になっているのです。日本の識字率は高いとされていますから、正解各国も同じような状況だと仮定すると、2000年以上のキリスト教の歴史のなかで、1900年以上もの間、一般のクリスチャンが自分で聖書を読むことができない時代が続いていたことになります。これは、驚くべきことではないでしょうか。そして、自分の理解できる言葉で聖書が読める状況がいかに貴重なことであるかと言うことが理解できると思います。
ですから、現代のクリスチャンは「偽教師」に対して、極めて強い抵抗力を有しているはずなのです。誰からどのように教わったとしても、それが本当に正しいかどうかを自分で聖書を開いたり、信徒同士で話し合ったりすることができるからです。
しかし、残念ながら現代においても異端的な教えを至る所で見ることができることは大変残念なことです。このことについて、私たちは重大な問題と捉える必要があります。なぜなら、現代のクリスチャンは自分で聖書が読めるがゆえに、神様の前で「聖書を読めなかった」「正しい福音を知らなかった」という言い訳が通用しないからです。
ライフチャーチ 大谷信道


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