デイリーディボーション 2月4日(月)

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デイリーディボーション 2月4日(月)

2019年2月4日(月)
コリント人への手紙第2 13:11-13 1 使徒となったパウロ――私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したことでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです――2 および私とともにいるすべての兄弟たちから、ガラテヤの諸教会へ。3 どうか、私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。4キリストは、今の悪の世界から私たちを救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。私たちの神であり父である方のみこころによったのです。5どうか、この神に栄光がとこしえにありますように。アーメン。
【ポイント】 ①パウロの使徒職 「パウロの使徒職(キリストに立てられた使徒としての権威)」はコリント教会でも大きな問題になっていましたね。古代、使徒(apostolos)という単語は、一般的には2つの意味で用いられていたそうです。1つ目は「使命を帯びたもの」2つ目は「海外に送られる者」です。つまり、必ずしも「キリストの使徒」という意味の単語ではなかったということです。ですから、パウロは1章1節で、自分はイエス・キリストと父なる神から直接使命が与えられ、送り出された者であることを強調しているのです。
パウロの使徒職の問題は、実は現代のクリスチャンにとっても極めて重大な問題です。なぜなら、新約聖書の半分はパウロが書いた手紙であり、私たちはその手紙を「聖書」と呼んでいるからです。つまり、パウロの手紙「神のことば」としての権威を認めているということです。実はこの点について、使徒ペテロは2ペテロ3章15-16節でこのように語っています。「15また、私たちの主の忍耐は救いであると考えなさい。それは、私たちの愛する兄弟パウロも、その与えられた知恵に従って、あなたがたに書き送ったとおりです。16その中で、ほかの(パウロの)すべての手紙でもそうなのですが、このことについて語っています。その手紙の中には理解しにくいところもあります。無知な、心の定まらない人たちは、聖書の他の個所の場合もそうするのですが、それらの手紙を曲解し、自分自身に滅びを招いています。」つまり、ペテロはパウロの手紙を旧約聖書と同じように扱っているということです。
実際に明日以降の箇所を読むだけでも、なぜ神様(キリスト)がパウロを使徒として選び、用いられたのかが分かると思います。
ライフチャーチ 大谷信道


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